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入院について : Coming Clean

Coming Clean = 白状する


入院について

Twitter(X)でお知らせしていた通り、現在精神科病棟に入院している。
本当はこの記事は入院前に書く予定だったものの、余裕がなく、しかも入院して2週間も経ってからになってしまった。
体調がどうにも良くならず…という感じ。
入院中の体調や過ごし方については別日に記すとして、今回は入院に至った経緯やねらいについて残しておきたい。

なお、今回は任意での入院であり、自発的に入院を希望して入っている。

要因その1:体調がよくならない

昨年12月に退職して以来、多少体調が良くなるかと思いきや、全く良くならず、布団から一歩も出れず苦しい日々を過ごしていた。
クエチアピンが処方されてからは、クエチアピンで寝落とししながら時間を飛ばすような日々だった。(リスペリドンは効き目が強烈で自分にはちょっと合っていない)
昨年2回ほど、軽度の躁状態になったことがあり、仮に今また軽躁に入ると、何をしでかすか分からない怖さ、クリニックへの通院ですら身投げしてしまいそうな危うい状況から、今の自宅にいる環境のままで静養するよりも、環境を変えたほうが良いと考えた、というのが要因の一つ。

要因その2:オーバードーズが辞められない

これはあまり人には言ってこなかった。言いたくなかった。
でもこれが実態だし、区切りをつけたいので書き残すことにした。
あまり検索にヒットしたくないのであえて分かりづらい表現にしていく。

始まったのは昨年6月ごろ。父親と大きな確執があったり、軽度の躁状態で自死の練習をしたりするような時期だった。
勢いで塩野義製薬の非麻薬性咳止め薬(40錠入りの紫色パッケージのヤツ、以降「紫のヤツ」)をいきなり二箱買った。最初は少量だったが、次第に量が増えて一箱で安定…という感じだった。
飲んでる間はうつ感が飛ぶので、本当に辛いときにすがるような感じで飲んでいた。
その後、某ゲームでも出てきているド定番の糖衣錠の84錠入りのやつ、国内未承認のZ-drugsに分類される眠剤(非ベンゾ、米国での承認名はソナタ、ググれば出ます)だったり、某抗ヒスタミン剤と合わせるなど、一通りやった気がする。黄色いやつは飲みませんでした。
最初に述べた「紫のヤツ」に関しては、国内供給が不安定であり、罪悪感も強く、インドや台湾製の同等品が安価なため個人輸入するなどした。いずれも、国内のものとは違った感覚で、質にばらつきがあるのだろう。これも少し怖い要因の一つだ。
ソナタに関してももちろん国内では手に入らないので、輸入を活用するなどした。
ただ、処方薬でだけはほとんどしなかった。本当に辛いときだけ、2回くらい、1シートか、それ以下。ただし酒と合わせてしまっているのが良くなかった。ただ、自分にとって処方薬は最後の砦だったので、その2回以外は行っていない。

OTC薬を中心に0Dしていたことになるが、多いときは週に2回、少ないときは2週間に1度だったり。でも、概して週に一回と、多かった。

最もひどかったのは、例の眠剤の前向性健忘がひどく、SNSでわけのわからない発言をしていたり、ウーロン茶と間違えてサラダ油を飲んだり、火のついたタバコを素手で掴んでしまったり、かなり言動が酷かった。(この時は抗ヒスタミン薬と合わせていた。有名な組み合わせだが、最も何しでかすか分からない組み合わせだと思う。)

いつかは辞める、いつかは辞める、と思いつつ、じゃあその「いつか」はいつなのか、ずっとこんな事やっているわけにもいかない。体にも良くない。長らく血液検査もしてないのでどうなってるかも分からない。

であれば、先述の理由で述べた入院の時に合わせて、きっぱりやめてしまうのが良いのではないかと思った。

ただ入院する一ヶ月前の地点で、某紫色パッケージのやつの台湾版を飲んだとき、時間間隔を見誤って一晩で70錠飲んでしまい、一晩中吐きっぱなしになり懲りてしまった。そこから強い意思を持ちつつ、入院まで断薬して突っ走った。
なので、このまま辞められる気がする。気がする。

入院直後は逆に辛くて「薬に逃げたい」という願望が一瞬あったものの、今はその願望がない。処方薬が比較的フィットしているからだろう。
このまま沼から抜け出したままで居たい。

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