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コンポスト1週間での変化

コンポストを始めて1週間が経った。
朝起きてキッチンをリセットして、コンポストに生ごみを入れに行く。
朝の流れがルーティン化してきた。生活の変化は思っていたよりも違和感なく自分の生活の一部になっている。
忘れないうちに1週間の変化をまとめておこうと思う。

コンポストの様子

私が使っているコンポストは一日約300gを目安に生ごみを入れていくのだけれど、1週間も入れ続けると結構な量になる。最初の頃は混ぜたら土で生ごみが隠せる状態だったけれど、今は ”生ごみの混ざった土” という感じ。肉も卵の殻も入れているけれど臭いは土の臭いだけで、虫も寄ることなく過ごせている。
一番初めに入れた生ゴミがどれか見分けはつかないけれど、未だに堆肥になりかけている様子は感じられない。ただ前よりも明らかに土が熱を持っている。同じコンポストをやっている方の体験を見ると土が暖かくなるというのは順調ということらしい。

私の変化

毎日の生ゴミ分が燃えるゴミでなくなるのだから、燃えるゴミの量は当たり前に減ったけれど、減った理由はそれだけではない。
一つひとつの食材への向き合い方が変わった。今まではここは食べれないかなと判断してクズ野菜となっていた部分を食べるようになった。
例えば、長ネギの青い部分。臭み消しに使う用も無く、家族は食べないと言うので生ゴミになっていた。
しかしコンポストを始めてから、この部分をコンポストに入れると1日の目安投入量を超えそう、だからといって燃えるゴミには捨てたくない。という考えになる。
そこで、本来なら食べれる部分で捨てるのはもったいないと再認識することができた。文句が出ないように食事に取り入れたり、私が積極的に食べることにしている。
長ネギに限ったことではなく、今までどうして生ゴミに入れてたのだろうと思うものが多く出てきた。堅いから食べないとか、食べれないと思っていたとか色々食べていなかった理由はあるけど、食べようと思っていなかったのだなと気付いた。
誰かが育ててくれた食材たちともう少し向き合おうと思う。

そしてもうひとつ、生ゴミだけでなくプラスチックゴミを減らそうという変化が起こった。生ゴミを減らすことを考えていたら、料理中に出る他のゴミも減らせる気がした。
特に料理の際によく使用していたラップ。手軽だからと思ってラップを使っていたけれど、タッパ―や食器に被せる蓋に変えてみたらこちらの方が手軽に感じた。洗う食器が1つ増えたところで私の負担は増えない。
それよりもラップをして電子レンジで温めて、温め足りないと気付いた時、もう一度ラップをかけなおす行為の方が面倒に思えた。
まだラップゼロ化までは出来ていないが、いろいろ工夫していきたいと思う。


コンポストを通して起こった変化は、買い物にもこれから影響を与えると思う。今まで気にしたことのなかったことを考えるのは楽しい。
まだ1週間。これからのコンポストの変化も自分の変化も楽しみたい。

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