弱音を言ってもいいですか?
3月1日にベトナムへ行きます。これは旅ではなく、どちらかと言えば移住に近いものです。
友達のお父さんがベトナムで営む事業を手伝いながら、今後のことをゆっくり考えてみようかなと思っています。
留学を除いて、外国に住むのは2回目です。
前回は台湾でした。日本と台湾を行ったり来たり、3年と少し住みました。最初の1年は中国語学校に行き、最後の2年は働きながら。
台湾生活が始まったとき、本当にたくさんの人が助けてくれました。その頃は台湾人の彼氏がいて、彼の家族と友だちが私の移住を支えてくれました。それでも、初めての期限なしの海外移住だったので、生活に慣れるまで1年近くかかりました。
今回は。
今回は本当に単身ひとりで乗り込みます。何度も遊びに行ったことがあった台湾とは違い、ベトナムはホーチミンで飛行機の乗り換えをしただけです。だから私が住む予定のハノイ、そこに住む人たちはどんな人なのか、町並みは? 食事は? どんな言葉を話すの? 全くわかりません。
だからこそ、不安で胸がいっぱいになっています。私は今、京都に住んでいて。外国人であふれる街中を歩いている中で、少しでも気をゆるめると涙が出てきます。
あぁ、なんでこんなことを決めてしまったのだろう。夫とおとなしく京都に住んで、暮せばいいのに。言葉も分からない土地に行って、今までのキャリアと全く違う仕事をして、私は何がしたいんだろう。
ずっとずっとこんな感じ。半泣きで、渡航のために必要なお買い物をしてきました。(幸い今は花粉の季節。涙目でも怪しまれることはないはず。)
海外に住むと言うと、「すごいすごい! 勇気があるし、強いね。」なんて言ってもらえます。でも渡航前は、夜寝られないほど緊張しているし、毎日泣いているし、怖くて怖くてしょうがないです。
きっとこれから、私はベトナムでの「キラキラした海外生活」を報告すると思います。イケてるカフェ、サービス、ベトナムのナイスな風習をみんなに伝えていくと思います。
でもその裏側で、びくびく人一倍不安で不安で押しつぶされそうになっているってこと。なんだか知ってほしくて、今日は珍しく弱音を書いてみました。
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