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森達也著『職業欄はエスパー』に出てくる東京近郊のパワースポットへ行ってみた

とある本に載っていて前々から気になっていた
パワースポットへ行って来ました。

その本とは、森達也著『職業欄はエスパー(2002)』。
ドキュメンタリー映画監督の森達也監督が、
1980~90年代オカルトブーム時、人気だった
超能力者3人(秋山眞人・清田益章・堤裕司)を追いかけた
ノンフィクションです。

かつて自分のオカルト興味の扉を開いてくれた作品のひとつで、
とにかく読み物としてもめちゃくちゃ面白いので
昔からたびたび読み返している本です。

その中に秋山氏と森氏らが訪れる与野市(現さいたま市)の
パワースポットが出て来るのですが、
秋山氏曰く「東京近郊で有数のパワースポットのひとつ」
という神社で、久しぶりに読み返していて、この場所が
かつて個人的に馴染みのあった場所に近いことに今更気づき、
オカルトへの関心が再燃している今、
改めて散策してみたくなったのです。

とはいえ、決して敷地も広いとは言えないごく普通の神社なのですが、
なぜ改めて行く気になったかというと、
秋山氏曰く、立ち木の枝や幹が、
パワーの干渉を受けてくねくねと曲がりくねっていて、洞が多い
のが特徴だというのです。

、、、それはこの目で見てみたい!

20年以上前の本なので、状況が変わっていることも充分考えられますが、
実際に確認して来ました。


境内へ入ると、とにかく空気が澄んでいて、気持ち良いです。

↑めちゃくちゃ巨大な木が出迎えます。ご神木と思われます。
秋山氏が登った急こう配の上の石碑というのが恐らくこちら。
確かに見晴らしも良く気持ちの良い場所ではあります。

さて立ち木の様子ですが、辺りをつぶさに観察して行くと、
確かに生え方が変です。
写真(上)の石碑のある小山辺りを中心にして、
枝の向きが、そこから放射状に癖のある伸び方をしています。

↑先ほどの木を反対側から。まるで水しぶきが飛び出しているような形状です。
↑写真だとちょっと分かりにくいですが、
特に向かって左の木は急カーブして山から外側へ曲がっています。
こちらの木はぐにゃぐにゃです。
↑このイチョウの木もややぐにゃりとしています。

あと写真に撮り忘れましたが、確かに洞のある木も多かったです。

、、、まあ木なんて割と自由気ままに生えますし、
無理に非日常的に捉える必要もないと言われればそれまでですが、
実際、気に留めて観察してみなくては分からない不思議なことって
あるんだなぁと、個人的には興味深く感じました。

全体的にとにかく空気が気持ち良い場所で、
何となく不思議な雰囲気もあり、とても気に入ったので、
また近くへ来た際は寄ってみたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

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