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「小さく作る」が一番よい。
はじめまして。
はじめての投稿になります。
少し自己紹介をさせてください。
私はもともとものづくり全般が得意で、特に絵を描くことが好きでした。
しかし努力不足から絵描きになることは難しいと判断し、短大にてデザインを学び、地元の印刷会社にてDTPオペレーターとしてチラシやポスターなどの印刷物をデザインしておりました。
ただ就職してからはデザイン業務に関して、職場で何度も怒られていました。
思い切って全く異業種のITに飛び込み、現在はエンジニアとして活動しております。
どうやらプログラミングは得意だったようで、現職では多くの方から仕事ぶりを評価いただけています。
そんなエンジニアとしての経験から、ものづくり全般に共通する「成功のルール」というものが自分なりに見えてきました。
では今回の本題に移らせていただきたいと思います。
失敗の共通点
エンジニアとして働いていく中で「失敗した」と感じる出来事がいくつかあります。
それらの出来事にはある共通点がありました。
「最初から大きいものを作ろうとした。」
ということです。
最初にアイデアを思いついたときにはそこまで大袈裟なものではないのにもかかわらず、考えを煮詰めているうちにとても大きな仕様になってしまう。
そのようなプロダクトを開発しているときは大抵失敗していました。
なぜうまくいかないのか?
当たり前のことですが大きい仕様のプロダクトを開発するのは、とても時間がかかります。
そのため完成させる前にモチベーションが落ちてしまい、自然消滅するというもっとも悲惨な最期を迎えます。
「完成 = ゴール」ではない
世の中にある商品やサービスは完成してからビジネスがスタートします。
サービスを展開してお客様の声を聞きながら品質改善に取り組み、事業を大きくしていく。
サービスが出来上がったタイミングで満足してはいけないのですよね。
「小さく作る」という打開策
では上記のような問題をいかにして解決していくのが良いのでしょうか?私は解決策は一つしかないと思っています。
それが「小さく作る」です。
「小さく作る」とは具体的にどのような状況をさすのでしょうか?
私は以下のようなことが「小さく作る」だと考えております。
5分以内のスピーチで人に説明できること
一週間程度で八割ほど完成できる見込みがあること
余計な機能を付け足さないこと
ある程度「できそう」という確証をもつこと
上記を満たすプロダクトは恐らく「小さく作る」を実現できるのではないかと思っています。
「小さく作る」ことによってモチベーションを高く維持しながらプロダクトを作り切ることができると思います。
意外なメリット
小さく作ることのメリットとしてもっとも大きなものが「失敗する確率が下がる」というものがあります。
それから「限られた時間の中でより多くの経験をつむことができる」という点も見逃せませんね。
それだけにとどまらず、実は副次的なメリットもございます。
受け手がプロダクトのコンセプトを理解しやすい
改修や運用における協力を仰ぎやすい
愛着が湧く
トラブルへの対処が容易
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「小さく作る」という方法は一見シンプルですが、反面とてもインパクトが大きいと考えております。
みなさまもぜひこの考えを取り入れてみては、いかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後もこのような私見を述べたり、創作に関する発信を行なっていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
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