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心の風通しがよくなる1冊。

勝間さんの新刊。

平日、職場から帰宅してふと思う。

この仕事、私がやる必要あるのかな?

というか、人間じゃなくてもできるんじゃ?
少なくとも、私じゃなくてもいいよな。

自分で言うのもなんだけど、
自分に失礼な働き方なのでは?


と、モンモンとしていた。(いつもだけどw)



そういえば、勝間さん新刊出たって言ってたな。

正直、「40歳の壁」という言葉はよく聞く。
でも、そこまでこの本に興味はなかった。

普段、勝間さんのサポートメール購読してるし。
たまにYouTubeも見てるし。

だから、取り立てて新しい話題はないのかも?

でも、勝間さんのオススメ本が多く紹介されてるらしいから、それだけでも価値ありそう?

そんな軽い気持ちで読み始めた、この本。

なのだけど。

冒頭から心を掴まれてしまった。

我慢している人がとにかく多い、いや、多すぎる!

書籍より引用

満員電車とか、
仕事量と給料が見合わないとか、
有休がとりにくいとか、我慢してない?と。

いきなりうなずく私。

そうなんだよ。
おかしいと思ってるんだけど、なかなか行動に移せないんだよ。

開拓する力は誰にでも備わっています。そう思えないのは、再三繰り返している通り、我慢をしすぎてきたせいです。

書籍より引用

そうか、そうなのか、とこれまたうなずく。

で、具体的にどう考えていったらいいか?を
実際の悩みを例にして、Q&A形式で勝間さんが答えながら進む本。

内容は、ぜひ読んでみてほしいんだけど
やっぱりそうだよね!(うんうん)
と思った箇所をチラッと紹介。

1日3時間労働にしているという勝間さん。

なぜ3時間労働?という問いに関して

それ以上働いても疲れるだけで大して成果が上がらないからです。時間ばかり取られて、食事が疎かになったり、座りっぱなしになって不健康になったり、読書や人に会う時間が少なくなるのも嫌な点です。

書籍より引用

全文同意。
ホントそれ。
デスクワークは命がけって言うし、本読む時間や遊ぶ時間がもっとほしい。

午前中だけ働いて、午後半休の日の効率の良さったらない。
毎日こうだったらいいのに、と思わずにはいられない。
というか、いつも思ってる。

その他にも
労働時間は、あくまでも投入量であって、成果物ではない。
長時間労働で生産性を上げる時代は、もう終わっている、など。

この辺は他の本でも読んだことあるけど
これに限らず、勝間さんの言葉って、スーッと入ってくる。

毎日サポートメール読んで慣れてるのもあるかもだけど。
難しいワードは使わず、でも的確な表現。
そしてたまに出てくる、妙なオノマトペ。
なんかね、スルスルッと読めるのよ。

勝間さんの他の本には載ってなかった話題も、たくさんあったよ。

特に、中年ならではの良さが出る職業の提案には
「なるほどー確かに!」
と納得。(気になる方は本読んでみてね)

年齢を重ねるからこそ、説得力が出るケースもあるんだよなぁ。

読む前はモンモンとしてたんだけど
読み終わると、なんか明るい未来がチラッと見えたような気がした。

勝間さんが、背中をポンと押してくれるような。
心の風通しがよくなるような。

そんな、勇気をもらえる1冊でした。

〈あとがき〉
身を置く環境って大事なんだなぁ、と改めて感じた1冊でした。また読み返したいなぁ。
今日もありがとうございました。

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