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見通しを立てる、って全人類にとって大切。

なんでもやってみる母さんの記事で紹介されていた、こちらの本。

面白そうだなーと思い、Audible(オーディブル)対象だったので聴いてみることに。

特別支援教育の先生である、平熱さんが書かれた本。
どんな本かというと↓

発達につまずきのある子どもたちと、そのまわりにいる大人のみなさんのために、特別支援教育をベースにした「困った!」を小さくするヒントが満載。
(中略)
「どうしてできないんだ!」ではなく、「どうやったらできるかな?」を考えてく特別支援教育って最高じゃない?

本の概要より抜粋

難解なワードは一切なく、「うんうん、そうだよね」とスッと内容が入ってくる。
Audibleだからかもだけど、まるで平熱さんが話しているかのような感じで聴ける。(平熱さんについては全く詳しくないんだけどw)

耳読ゆえ聞き逃してるところがあるかもだけど…
「見通しを立てる」
というワードが繰り返し出てきて、うんうんと都度納得。



平熱さん自身のエピソードで、胃カメラの話があって。

初めての胃カメラ。不安でいっぱいだったけど
担当医(看護師?)の方が丁寧に説明をしてくれたと。

・今からこの管を喉に入れて、胃の様子を見る
・管を入れる途中で、気持ち悪い箇所がある
・そこは看護師が背中をさするから、そのタイミングで呼吸をすれば楽になる

ざっくりだけど
こんな感じで、これから何が起こるのか、という見通しを立てられたから、なんとか胃カメラを終えられたという話。

私自身も胃カメラ(鼻)をやったことあるからなんとなく分かるんだけど
「これから何をされるんだ?」
みたいな不安って、なるべく小さくしておきたいよなあと。



「見通しを立てる」
って誰にとっても必要で、
子どもとか大人とか、支援の有無とか、そんなん関係ないんだなあと。小島よしおじゃないけど。

私自身も、見通しが立たないことが苦手なので
なるべく見通しが立つような動きをするようにしている。

たとえば

・外食する時は、基本的には予約した店に行く
(想定外の待ち時間への耐性が極端に低い)

・実家や義実家に行く時は「◯時には帰る予定」と事前に宣言

・家に親戚や友だちに来てもらう時も「◯時までならOK」とあらかじめアナウンスしておく

などなど

まあこれは、本人(私)の気質的な問題もあるかもしれない。
外食の予約なんて面倒くさい、当日行ってみればいいじゃん、みたいな気持ちも分かるっちゃ分かる。

待ち時間あってもいいじゃーん、アハハハ。楽しくいこうぜー。
みたいな寛容さを持ちたいなと思うけど、どうやら私にはムリっぽいのだ。

ムリなら仕方ない。
だったら、なるべく自分にストレスにならない方法を選んでいきたいなと。

それって、

「どうしてできないんだ!」ではなく、
「どうやったらできるかな?」を考えてく

本の概要より抜粋

ってことだよなあと。


子どもとの関わりだけじゃなくて
仕事でもなんでも、結局ここじゃないの?とすら思う。
ホント、大事な視点だよね。

そんなことを教えてくれた、素敵な1冊でした。

<あとがき>
Audibleで聴いたら、Audible特典で平熱さんの肉声メッセージというのがありました。たまに本人が朗読してるAudibleはありますが、本人肉声メッセージなんてのもあるんですねえ。
今日もありがとうございました。



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