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【ぼちぼち往復書簡】想像するって大事としみじみ思った防災ボランティア講座 From ようこ

すみちゃん、お元気?

アルゼンチンの美術館のお話、ありがとう。本当にそうだね、美術鑑賞も平和であるからいけるよね。

連日のウクライナのニュースを観てはやりきれない思い。この数日、noteも書いては消し、書いては消しの繰り返し。

HuluでBBC Newsがライブで観られることを知って、ずっと流していたのだけど。悲しいとか悲惨だという言葉では語りきれないことばかり・・・。

とにかく早く終わってほしい。


ウクライナ侵攻の前だけど、防災ボランティア講座というものを受講してきました。

最近はコロナもあって、年に2回行っていた陸前高田への希望のりんごツアーも開催できていないのね。何か東京にいてもできることはないかなと思って区のホームページを見ていて見つけた講座。

当日は実際に全国で活動している団体の方がいろいろお話してくれてね。その中で「クロスロード」というワークをやったのがとても勉強になった。

災害ボランティアに行った際のケースを想定した設問が出されて、回答は選択肢が2つ。どちらが正解ということではなく、どうしてその答えを選んだのかを話し合うというもの。残念ながらコロナで話し合いはできなかったので、先生がこれまでの回答例をきかせてくれました。

例えば・・・

あなたはボランティアのチームリーダー。当日集合場所に来たメンバーの一人がお酒くさい。聞いてみると前夜、地元の友人と飲みすぎたとのこと。※メンバーはその被災地出身

あなたはその日の作業にそのメンバーを連れていくかどうか。

というお題。

私の回答は「連れて行く」を選択。お酒の残り具合や当日の作業内容にもよるけれど、そのメンバーさんが地元出身ということで、外部から来た私よりも地元の方の気持ちやニーズが把握できているのでは?と思ってこの回答にしました。

当日講座に参加されていた方では安全の理由で「連れて行かない」を選んでいた人の方が多かったかな。それももちろん分かる。

そんな感じで設問には書かれていない背景や被災者の方の気持ちなどをいろいろ想像しながら答えていくワークを通して、「いろいろな視点で想像することの大切さと難しさよ・・・」としみじみ思った。


今日はミモザの日だね。アルゼンチンはミモザの日にお花を贈ったりするの?あの黄色い小さなお花は見ているだけでハッピーな気持ちになるね。

それではまたね。

ようこ

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