当教室では英語、タイ語も参考書プラスアルファでレッスンをします。
【2023.4.22 更新】
「参考書からフレーズを用いて英借文、タイ借文」を追記しました。
【2023.4.14 配信】
横浜の英語・タイ語講師 佐野なおこです。
神奈川県横浜市海沿いの教室で、大人初心者の方に人対人の英会話、タイ語会話を教えています。
当教室では、レッスンを継続したい生徒様に対しては、市販の参考書を提案し、購入していただくようにしています。
参考書は対話形式のものをおすすめしています。
会話は相手とのキャッチボール。
相手からの返し言葉から学ぶことがあるからです。
英語、タイ語とも、以下記事の中で提案しています。
語学スクールというとオリジナルテキストを用意しているものだと思う方も多いと思います。実は、私の教室もまだ少しですがオリジナルテキスト(プリント)を用意しております。
オリジナルテキスト(プリント)は、私の英会話やタイ語会話の現場経験から一部得た内容を取り入れ、シーン別の会話テキストを作っています。
しかし、これでもまだ物足りないということも重々承知しています。
まずは紙の英会話、タイ語会話参考書でワクワク感を
当教室のオリジナルテキストは、手っ取り早く学ぶのに役立つと思いますが、しょせんプリントなので本にあるような重みがありません。
まず、生徒様には新しい紙の英会話、タイ語参考書を手にすることでワクワク感を持っていただきたいと思っています。
手から伝わる参考書の重みから英会話、タイ語会話を勉強する自分に酔えるのが醍醐味なのです。これこそ電子媒体や紙のプリントでは体感できないことです。
紙の本の存在そのものが、新しい世界に導いてくれるパワーを備えていると感じます。
でも、参考書でいくら勉強してもなかなかうまく話せるようにならないと感じませんか?
では、参考書なんかやっても意味はないのでしょうか?
参考書は「いる・いらないの混合体」
参考書は、興味があればだれでも手にできる非常に敷居の低いものです。
特に、英会話スクール、タイ語スクールのない地域の方にも、学ぶ機会を与えてくれます。
しかし、参考書は汎用性が高い分、「いる・いらないの混合体」であることも忘れてはなりません。
幅広い層の人達が利用しやすい分、自分にとってはいらない情報や分かりにくい内容もあるのです。
そして、紙の上で書かれたことがすべての会話の現場で通じるとは限りません。
英会話もタイ語会話も相手は人です。時には参考書の通りではなく、相手の人の状況に合わせて、言葉プラス態度や表情を出す必要があります。
私も過去接客英会話の本を執筆させていただきましたが、全ての現場に当てはまるとは思っていません。それでも、外国人のお客様の前で何か困っていることを少しでも楽にできたらという思いで書きました。
それでもなぜ参考書を用いてレッスンするのは?
私一人が見て来た景色、得てきた経験は、とても小さなもの、限られたものです。
このため、参考書の内容に力をお借りしつつ、以下のように生徒様お一人お一人に適したアドバイスをお届けしています。
「参考書ではこのように書いていますが、実際はこの単語と所作を追加してあげたほうが伝わりやすいですね」
「参考書ではここまで長いフレーズですが、お勤めの職場ではここまで省略して地図をお見せした方が伝える時に負荷を減らせますよ」
こう言って、参考書のフレーズを活かした別のフレーズを提案したり、表情や立ち居振る舞いを表すこともあります。
簡単に言うと、レッスンでは参考書プラスアルファの内容を提供しているということです。
参考書からフレーズを用いて英借文、タイ借文
参考書は、表現の宝庫。
様々なフレーズを用いて英作文ならぬ英借文のトレーニングもしちゃいましょう。
タイ語の方も、タイ作文ならぬタイ借文です。
「英借文」は、私がかつて翻訳の勉強をしていた頃、先生がよく使っていた言葉です。
私達日本人は英語やタイ語のネイティブではないので、一から文を作り上げるのが大変です。
このため、参考書から使えるフレーズを借り、単語を入れ替えて言葉を作る方がハードルが下がります。
英語の例になりますが、参考書に以下フレーズが載っていたとします。
Thank you for coming today.
「本日はお越しいただきありがとうございます」
このフレーズの太字部分の
Thank you for 〜ing. を借りて、自分の言葉を作ります。
Thank you for helping me a lot.
「私をたくさん助けてくれてありがとう」
Thank you for going out together.
「一緒に出かけてくれてありがとう」
いかがでしょう?
この方法なら、言葉を作りやすくないですか?
ポイントは、使う場面(シーン)を想像しながら練習することです。
シーンを想像しないまま試験前の丸暗記のように覚えると、そのシーンで言葉が出て来ないからです。
ココ、重要です。
参考書を離れ、アンチョコを作り自分の言葉を持つようになろう
英借文、タイ借文でいくつか自分の、言葉を作ったら、アンチョコ(自分専用の表現集)に書き足していきましょう。
徐々に参考書から離れ、自分が生きる環境に合わせた言葉を集め、アンチョコを作っておくことをおすすめします。
英語、タイ語はすぐに覚えられません。
アンチョコによって、すぐに調べられる場所を自分で用意できるのです。
アンチョコについては、以下の記事に詳しく書いています。
英会話、タイ語会話の駆け出しに参考書を買うというアクションは、確実に前を向いている証拠です。
その参考書が自分に合うか合わないかはまず置いておいて、買う前も、買ってからもじっくり考えることで何かが変わるのではないでしょうか?
考える時間ばかりが増え着地点が定まらないという方は、ぜひ一度当教室のレッスンをお受けください。お待ちしております。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました。
接客・やさしい英語・タイ語教室 横浜サワディーブリッジ
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