見出し画像

純ジャパ2歳半の英語保育園奮闘記#3

前回#2ですでに「保育園楽しー!」になってくれたので、

保育園に通うないしは慣れるまでの奮闘記ではない。
ここからは、お子が英語を吸収していく成長記である。
そしてさすが2歳児と言うべきか、吸収力はスポンジ以上。
親バカを差し引いても、圧倒的成長を感じる毎日である。

初めてののぅのぅ

同じ保育園に通う日本人のお子さんが「NoNo~」と言ってるのを以前聞いたことがあり、可愛い~とか思っていたらその瞬間はすぐに来た。
Noと言えない日本人
、そんな言葉が流行ったのはいつの頃だったか。
大きすぎる主語を鵜吞みにすれば、一番初手で「NoNo~」と拒否ができるようになったお子はすでに1億2千万人よりも上位の存在である。
すごい。

直近では、寝言でかなり強めの「No!!」を聞いたりもした。
お子、どんな世界で何と戦ってるんだ…。

お別れの挨拶

「ばいばーい」、はまだわかる。
日本人だって言うし。
でも「ばいばーい」ではなく、「See you tomorrow~」が出るようになった。
もちろん金曜日でも「See you tomorrow」だし、土曜日にたまたま遊んだ子にも「See you tomorrow」なのだけど、そんなのはどうでもいい。
ばいばいする時はSee you tomorrowだというのが繋がったのが凄い。
ぱっと見(聞き?)長文なのに凄い。

わーんぼびな

保育園に慣れ始めてちょうど1ヶ月くらい経った、7月のある日。
ちょうど海の日がある3連休のあたりだった。
お子が可愛くお手手をこねこねくるくるしてにこにこしながら、
わーんぼびな!わーんぼびな!ぽーぽーぱっぱっぱ!
と歌い始めた。
え!?何この可愛い生き物!!!
以外の感想はその時は全く浮かばなかったのだが、2回くらいやってくれたので何か頑張ってお歌を歌ってくれているのは伝わる。
でも全然わからんので笑いながら可愛いねぇ~とか言いながら、その姿を動画に撮ってみてねにアップしたところ、母親から
糸巻き巻き♬みたいなお歌ね!
とのコメント。

そう。何を隠そう、実は糸巻き巻きの歌はデンマーク民謡発祥らしいのだ。

参考『1歳のうたとおはなし』

わーんぼびな=Winds Bobbin Up
わーんぼびな=Winds Bobbin Up
ぽー=Pull
ぽー=Pull
ぱっぱっぱ=Clap Clap Clap
ということらしい。
すげぇ!!!!!
文字が読めないから耳から入る情報だけで歌ってるんだけど、それが功を奏してる感が凄い。
ぽー=Pull、がすごい。
そうだよな。ぽーだよな。

パパ起きてー!

iPhoneの目覚ましは無意識下の手癖で止めているので、その15~20分後にお子が起こしに来てくれるのが日課。
ママは絶対に起きないのを理解しているのか、まずはパパから起こしに来てくれる。
記憶では7月中くらいまでは、
パパ起きて~起きてよ~お腹ペコペコだよ~
が定番のセリフだったのだが、
ベッドから身を起こしたところで、上記のセリフの後に
Come on!
が付くようになった。
保育園で先生から「行くよー!」とか「先生についてきてー!」みたいな意味合いで使ってるんだな、ということをシチュエーションを踏まえて理解したのだろう。
そもそも英語/日本語という概念があるかどうかも不明で、生まれてきてからこの方、大人が発する言葉(原因)その後の動き(結果)から言語と意味を推測し理解するということをしてきていて、その回路が今一番熱いんだなーと思いしらされる。
鉄は熱い内に打て。三つ子の魂百まで。
是非ともバイリンガル回路作っておいてくれ。


そんなことを考えていた8月末某日。
朝ベッドの中でまだ眠いよ~とやってたら、
Sleepしないでー!」ときた。
Sleepもわかるようになったのか。

もあもあ

妻がパウンドケーキを焼いてくれた。
黒くて酸味のある固いパンは追いやられ、イチゴのパウンドケーキが朝食に並ぶ。
パンがないならケーキを食べればいいじゃない、を地で行く朝だった。
切り分けたパウンドケーキが美味しかったようでもろもろ溢しながらも頬張るお子。
ひとかけら食べ終えたところで、大皿に載っているパウンドケーキをちょんちょんと指さし、「もあもあ」言い始めた。
完全にMore More。
おかわりの要求である。
ついにここまで来たか!!と思った。
冒頭のように、No!はわかるので合わせてNo more~もわかるようになるといいな。

それにしても、お皿を指でちょんちょんと差しながらもあもあするお子が可愛すぎる。


そんなこんなで保育園でたーくさん英語を享受してきて、最近お家ではアナ雪を英語版でFrozenで見ている。
Let it goも英詩で歌っている。
前に結構見ていたCoComelonも相変わらず好きで見ているのだが、特にDinosaur Songがお気に入り。
びっくりしたのが、話すときは「ダイナソー!」なのに歌うときは「Dinosaur」なのだ。
特にsaurの"sôr"が凄いネイティブ。怖い。


この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?