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#日露戦争
「鶴のゆく末」について②(吸血鬼作品集『VIAGGIO NOTTURNO』所収)
★前回の記事はこちら
前回に引き続き、「鶴のゆく末」について書きます。
合同誌やアンソロジーに参加するとき考えること個人誌では自分の好き勝手をしますが、ほかの人と作品を寄せ合ってひとつの本を作る場合は、可能な限り自分の立ち位置をどうするか考えます。
要するに「ほかの人とかぶらないように書く」ということですね。
歴史・時代モノで私がどうにか書けそうなのは日本か、せいぜい映画でよくお見かけする
「鶴のゆく末」について①(吸血鬼作品集『VIAGGIO NOTTURNO』所収)
せっかくnoteを始めたので、私が書いた小説の紹介をします。
どれから紹介しようかなあと考えたところ、時期的にちょうどぴったりなので、今日は2018年に書いた短編「鶴のゆく末」について書きます。
「鶴のゆく末」のあらすじはこちら。
平成最後の夏、東堂渉はダリアと東京・日比谷公園にて再会する。
ダリアに会うたび思い出すのは、家族の面影と愛した人、そして渉が「人ならざるもの」に生まれ変わったあの