一句詠んでみました 23 「こも」って何?(追記をちょっと)
松の木や
こも巻きてなお
寒からん
今朝、近辺の松の木に藁が巻かれているのに気がつきました。
よく見かける光景ではありますけれど、何のために藁を巻くのか?…noteクリエイターとしてはここは早速調べてみないといけません。🤔
既にご存知方も多いとは思いますが、お付き合いください。
この腹巻きみたいな藁は「こも」というもので、害虫駆除のために巻かれているそうです。でも、いかにも防寒のための腹巻きのように見えますね。
「こも」って、こんな漢字です。私は初めてお目にかかった気がします。👀❗️
✨「菰」✨
狐🦊と関係あるんでしょうか?
この「こも」と呼ばれる藁の中に害虫マツカレハの幼虫が越冬の為に潜り込んできて、春になったら藁ごと燃やすとのことです。
ところが、調査によると、捕獲される幼虫の中でマツカレハの幼虫はごく僅かで、むしろ益虫の幼虫がたくさん入っていることがわかったそうです。
マツカレハの幼虫はこもを外した幹の割れ目の方に潜んでいるとか。
そんな訳で、益虫を殺してしまうこも巻きの効果は疑問視されて、最近では行わないところもあるそうです。あらら…。
でも、風物詩としては風情がありますね。心情的にこんなに寒いと腹巻きしてあげたくなります。
みなさん、腹巻きしてますか?時節柄、お腹や腰を冷やさないようにお気をつけください。😊
追記)
後で気になってもう少し調べたら、菰ってマコモを編んだむしろのことなんですね。松の木の周りに巻くものを「こも」と言うのかと勘違いしていました。植物名のマコモなら聞いたことありました。色々勉強になります。
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