犬とこどもとワタシ 大野葉子

極度の方向オンチ。 あれこれ手を出していくつ草鞋を履いているのか既にわからない、生まれ…

犬とこどもとワタシ 大野葉子

極度の方向オンチ。 あれこれ手を出していくつ草鞋を履いているのか既にわからない、生まれてこのかた人生にも常にまよいぎみな私の 犬とこどもとワタシ、愛するあなたのため だかどうだかよくわからない雑記です。 通りすがりのお方も同じく迷ってたどり着いたあなたも、ようこそ!

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自分に向き合うって難しい

わかってはいても、イライラしたり相手のせいにしたりしてしまうこと、ある。 我が家のわんこは、元野犬。 ご多分に漏れず極度のビビり気質。 こどもたちと思い描いていた理想の「犬を飼ったら一緒にやりたいこと」がなかなか叶えられない。 それはもう、いくつかは勿論諦めるべき領域のもので、実際にその想いを手離したり調整したりしつつこの二年やってきたのだが、それでもやっぱりモヤモヤとイライラとすることはある。 犬に問題があるわけではない。 あるとしたら勝手な理想を押し付けようと

    • 命をお金で買うなんて

      さてここで私の悪い深堀りのクセが出てきます。 命ってなんでしょうか? 「買う」ってなんでしょうか? 気に入ったペットをそれまで丹精込めて育ててくれたことにかかった費用をお支払いすることは、便宜上「買う」というのではないんでしょうか? 人間が救急で大手術をしたとして、そこに代金が発生することも「命を買う」とは違うんでしょうか? あーわからない!それ、何がどう違うの?なんでそんなに「命をお金で買うなんてこと反対だわ!」って素直に言えるんだろう。 もちろん私だって、意味

      • エネルギーってなんのこと?

        動物と付き合ううえで、エネルギーって単語を好んで使う人が一部のトレーナー界隈に多いように思う。 インスタ見てると、リラポジとか学習性無力による抵抗減をたくさんの子にやっていて、しかもそれを「成功」としてトレーナーも飼い主さんも大きく喧伝するから、なんだかなあ。素人にはトレーナー選びも難しいよなー。 で、エネルギーって、結局なによ?

        • 終わりはいつなんだろう

          育児は育自、などと言う。 「3人も育ててるんだから自信持って」と言われることがあるのだが、そもそも子育ての終わりっていつだろう? こどもによって、個性はまーったくそれぞれだし、どうしても「こうすればこう育つ!最強育児論」みたいなことを言う人を胡散臭い目で見てしまう。 だってわからないじゃない?人生なんていつどうなるか。 自分のこの先も、こどもたちのこの先もわからないのに、なんでそんなに自信たっぷりなんだろう。 私は、終わった訳でもないものについて、あんまり言えたもん

        自分に向き合うって難しい

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        • ペットとまよう
          8本
        • まよいの育児
          5本
        • ペットのツボ
          7本
        • 育児のツボ
          7本

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          毎回いつも、は無理なんだろうか

          犬を飼い始めた。 もともと、二男三男が小学生になって長男が小学校を卒業する春休みのタイミングで保護っ子に良い子がいれば、と思っていたのだが、まさしくご縁とは不思議なもので、知り合いの保護団体さんに紹介された子に一目ぼれして迎えることになった。 しかしながら、保護っこ独特のビビリ気質。 我が家に来て2ヶ月弱。 彼はいまだに夫が怖い。 ごはんをもらう時は鼻ツンしてピーピー鳴いて甘えるくせに、それ以外で夫が部屋を出入りしたり立って歩いたりすると「ワン!」としっかり吠える。

          毎回いつも、は無理なんだろうか

          ぼーっとしていた

          気づいたら、前回note投稿をしてから3か月も経っていた。 いったい何をしていたのだろうか。あんなにあんなにセカセカセカセカしていた私は、いったい何だったんだろうか。 いや、でもぼーっとしていた訳ではない。 親子で実際に体験してもらうことを前提にしたイベントなどやっているだけあって、この自粛騒動で当初ひと通りてんてこ舞いを舞った。 舞ったけれど、そのあとどうやって子育て中のご家庭やペットのプロたちにつなげていこうか、調べ、とりあえず思いつくことをやれるだけやってみて、

          多重契約のススメ

          一途である必要はない。 ペットシッターを探すとき、ぜひとも、少なくとも2件以上の業者と打合せをしておいてほしい。 それは、決してペットさんに対してもシッターに対しても失礼ではないし、より良い方法なのだ。 打合せをし、「いざという時のために」できれば一度くらい、特別な用のない時に契約して利用してみてほしい。 時間も手間もかかるけれど、そのご家庭のペットさんに合うシッターをみつけること。そして何より、もし万が一そのシッターに何かあった場合やスケジュールが空いていなかった時

          大人の夢をこわすな

          下書きにしたまま何日も経ってしまった。 先日、小6の長男が友達とクリスマスパーティーをするというので、なんとなく話していた禁断のサンタトーク。 今年も我が家にサンタは来たけれど、長男には3年前に「絶対に友達の前や弟たちの前でこの話をしないこと」と念押しをして、ネタバラシをしてある。まだ、小1の二男三男は、知らない。 ☆そもそも煙突もないのにどこから来るのか? →サンタはどんな家の鍵も開けられる特別な鍵を持っているんじゃないかな? ☆なぜ、僕が日本語で書いたお手紙が読

          触らないんですか?

          好きなら触るはずだなんて、誰が言い出したんだろう。 わたしは「なるべく触らない人」だ。 何がって、ペットさん達に接する時のはなし。 特に初めてのペットシッターのお打ち合わせでは、ハーネスの付け外しなど、お世話に必要なこと以外は私の方から必要以上に触りに行くことはしないことも多い。せいぜい近くで手のひらを出して、臭いを嗅いでもらうくらい。 すると、タイトルのように「触らないんですか?」と多少の訝しげな空気とともに聞かれることがある。 そりゃ、本当は触りたいのだ!だって

          ミジンコは死を想う

          生きてるってなんだろー? 生きてるってなーに? 動物に関わる仕事をしていると、そしてまた、子育てに関わる事をしていると、ことさらに“いのち”という単語に触れる機会が多いような気がする。 世の中には「死んでしまおう」と想ったことがない人の方が多数派らしいと知った時の驚きを、どう表現すれば良いのだろう。私は長年、みんなもあの荒くれものを体の中でうまくいなして、どうにかこの体を乗りこなして生きているのが当たり前だと思っていたのだ。 さすがに42年も乗りこなしてくれば、操縦

          電車でも才能を発揮

          出かける用があって、時間の10分前に着くように路線検索をして駅に行ったら、なんとダイヤ乱れ。 ううむと唸ったが、すぐに切り替え、最速で着ける別のルートを見つけ、少しでも間に合うようにと、そちらに乗った。よし、これなら5分前にはなんとか滑り込めそう!このルートでは行ったことないけれど、乗り換えの駅はいつも使う駅だし、大丈夫だろう。 そう、思ったんだ。 でも、乗り換え先でも、表示された時間と行き先の電車ではなく、仕方なしに手元のスマホに表紙されているのと一番近いような電車に

          犬がかわいい

          先日、街を歩いていたら、お散歩中の犬とすれ違った。 ちょっとコワモテのお兄さんが連れていた、フリフリお洋服を着た見目麗しいダックスフント。 かわいい。 犬に服を着せることには緒論あるが、問題はそんなことではない。 かわいいのだ。 今日は謎の風貌のわんことすれ違った。 やっぱりかわいい。 なんで犬って、あんなにかわいいのだろう。思い出し悶絶しそうなくらい。 だいたい、ただ歩くだけでもいつも全力一生懸命だ。キラキラしている。甘える様も、遊ぶ時も、うんこだって一生懸

          親業はブランドか

          ワーママ、ママタレ、ママブロガー、ママドライバー、ママ作家、ママ議員、ママアスリート…ちまたにはママである何者か、をことさらに強調する肩書きのようなものが溢れている。 実は私はそれらが苦手だ。それゆえ、仕事でお子さんやそのご両親をお呼びする場合の呼称も「保護者の方」で基本的に統一している。その背景には、父母の役割をする方がそもそも父母ではない場合もあることを知ったため、そこへの配慮ということもあるが、現代の多様化した家族像をまるごと受け止める言葉として、「保護者」が最適解だ

          もはや熱狂的ファンとでも呼べるほど

          我が家にペットがいなくなって、はや12年。だけれど、ずっと途切れることなく愛しているモノがある。 大中小、サイズもさまざま。色や厚みもさまざま。メーカーも価格帯もよりどりみどり!あんな時もこんな時も、つい先日そんな時にもとっても活躍してくれた。私のこれまでの生活の半分は彼らとともにある。というのは言い過ぎだけれども。 それが、何を隠そう、ペットシーツだ。 こんなやつ。 犬と暮らしていた頃には、もちろんトイレ用のシーツとして。初代の犬が何がなんでも外でないと排泄しないコ

          もはや熱狂的ファンとでも呼べるほど

          本が好きだ

          本が好きだ。 絵本、小説、図鑑、新書、マンガ、ドキュメント…もともと好奇心旺盛で頭の中がとっ散らかっているので、ちょっと目に入って「面白そう」と思うと、節操なくなんにでも手を出してしまう。ああ、これ長男のとっ散らかり具合は、私の遺伝だな、とよく思う。笑 彼の頭の中のとっ散らかり具合は、私とそっくりだ。 私にも当然のようにこども時代があって、小学生の頃は図書館によく行った。シャーロックホームズとのらくろが大好きで、特にホームズはいくつか読んだけれど、青い表紙のホームズが私

          柴犬らしさ?

          何足もわらじを履いていて、一体自分がナニモノなのか見失いがちな私けれど、実はペットシッターという仕事をかれこれ14年(途中、二度の産休育休をいただきながらだが)やっている。 だいぶ理解してもらえることが増えてはきたものの、まだペットシッターという職業をそもそも知らない、という人も多いのではないだろうか。 このnoteでは仕事の話を小出しにしていくことで、みなさんにもペットシッターについて知っていただければと思っている。 ごくごく簡単に仕事内容を紹介すると、ベビーシッターの