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いつだって新しい挑戦は怖いけど

新しい挑戦って緊張しますよね。

緊張や不安な気持ちはできればなくなってほしいけど、そう簡単にはなくならない。

でも、緊張してどうしようもないときほど、周りの人の優しさが身に染みるときなのかもしれません。


今年のはじめに緊張してどうしようもないときがありました。

今私は社会福祉士という資格をとるために通信課程に通いながら国試の勉強をしているのですが、とある障害者施設で実習をさせてもらうことになりました。


今まであまり知る機会のなかった福祉業界。

右も左も分からないまま実習を控えた私は、

「どんな人がいるんだろう」
「どんな仕事をするんだろう」

と不安で、二週間前からソワソワ、実習のことを思い出しては心配になって、なんとか気を紛らわすために書いた文章を下書きに残していました。


もうすぐ、社会福祉士の実習がはじまります。
どんな気持ちかと問われたら、不安以外のなにものでもない。

初めての場所、環境、介助という未知の経験、いつもより格段に長い勤務時間、早起き…環境がガラッと変わることに、心と身体がついていけるのか。

パソコンと向き合う仕事から、人と向き合い直接触れる仕事に変わるけど、どんな感情を抱くのか。

不安は尽きないし、なくならない。


だけど、ゆいいつ、そして最大級心の支えになっているのは、周りの人の優しさです。

実習がはじまることに「いよいよですね!」と明るく言ってくれる友人。

不安や怖さによりそってアドバイスをくれる、経験者のみなさん。

「明日の餞別に」と石油ストーブで焼いたお芋をくれる鍼の先生。

早起きが苦手な私に、「俺も一緒に起きるから」と言ってくれる夫。

職場ではお休みをいただくのにも関わらず、実習日を把握して「ようこさんいっぱい仕事を抱えてるから」と仕事を巻き取ってくれる人がいて。
みんな何倍も忙しいのに、わたしの仕事量を計算して調整してくれる人たちがいて。


つい、不安とか緊張とか、そっちに目がいってしまうものだけど、この光景を忘れたくなくて書きました。

不安や緊張はある。でもだからこそよりいっそう身に沁みる感情もある。

辛くなったら、思い出しながら、がんばります。


下書きを読んで思い出しました。

自分が思っているよりも周りの人は挑戦を見守ってくれていて、それぞれの方法で手を差し伸べてくれる。

実習を終えてなおさら身に沁みて、支えてもらってばかりだなあと思うのです。


今、私の周りは新しい挑戦をしている人たちがたくさんいます。

新しい挑戦はやっぱり怖い。

不安や緊張に飲み込まれそうになるときもあると思います。

だけど、そんなときこそ、周りの人がなにを言ってくれるのか、なにをしてくれているのかを焼き付けてほしいなと思います。

挑戦を終えてふりかえったとき、その光景が忘れられない記憶となって支えになることを願っています。


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