女性の人気職種ランキングに営業！？

職種ランキング、企業ランキングってよくありますよね？今日はその職種に纏わること、特に営業職について書きたいと思います。企業ランキングはよく大学生が選ぶ〜とかありますが、ホント大学生は何もわかっていないなーーとつくづく思います（過去の私もそうでしたが）。知っているかどうか、自分にとって身近であるか、がポイントなような気がします。今日は知っていそうで知らない『営業』について書きたいと思います。

大学生時代の私自身の希望は一般事務

私の新卒時には一般職、総合職、というくくりがあり、総合職にはもちろん営業は含んでおりました。当時就職氷河期ということもあり、事務職の採用はほとんどなく、MRで女性の採用が積極的にあった年代でもありました。文系でしたがMRになった同窓生は何人かいました。私は、営業＝ハード、という固定概念があり、一般職を希望しておりました。営業で応募したのは数社ぐらいかなーー。あまり営業って何をするのか？ってよく分かっていませんでした。大学生の私はとにかく『今のラクロス部を１部昇格させたい、強くしたい』しか頭になく、一番に内定もらった企業に就職する気満々でした。ご縁があり面接した人事部長から『内定出すよ、そしたらラクロス没頭できるね』と言われ、神様のように思っておりました。笑　こんな不純な動機で2年半お世話になりました。きっとお情けで内定くれたんだと思っておりましたが、入社時には新入社員代表の挨拶をしたり、私の母校にその会社が説明会へ行った際には『御校でTOP評価で入社された先輩社員がいます』と語られたいた、ようです。今思うと、どこでも言っている台詞かも、、当時、後輩からこの話を聞き『あーー、私って凄い！』と酔っておりました。笑

営業職になったきっかけ

私が営業職になったきっかけは、、簡単です。笑
単なる異動です。営業が向いてそう、、と言われて、よく分かんないど向いているんだったらそれでいいか。当時好きだった先輩の近くでお仕事できるのかーーという不純な動機でした。実際営業してみると、お客様の声を聞けるし、スケジュールは自分で立てられるし、事務をしていたかのようにトイレで噂話をする必要もないし。。ストレスフリーとなり、よく分からないままに表彰されたりしていて位、よく分からない時代でした。全てが私にとってはとても新鮮でした。同期も私と同じタイミングで事務→営業になりましたが、『営業しんどいです』と言って、事務に戻りました。もう10年以上の前ですが、当時の異動がなければ今の私がいないなーーとつくづく思います。異動も時には良いことあります。

キャラ営業って売れるの？

私自身もそうでしたが、数年前までキャラ営業でした。キャラ営業って売れる時もあれば売れない時もあります。商材や顧客が合えば売れるし、そうでなければ売れない、です。私は売れていた時期の方が長かったですが、どん底の時期ももちろんありました。売れなくって『お前のお客、全部剥がす（他の営業マンに移動させる）からなーー』と社内で恫喝されたこともあります。これ、パワハラですよね？元銀行員の上司でした。昔の銀行はこんな感じだったようで、上司もマネジメントをよく知らない可哀想な人でしたね。笑
私が感じたことは、社内ではキャラ営業のようにみせるけど、顧客に対してはポイントをきちんと押させている営業マンは数知れず。そう、営業マンの仕事っぷりってブラックボックスなんです！社内で見せる顔と全く違う人も結構いる！

営業は実は形があります。

営業は人に頼っている職種の代表格だと私は感じております。例えば、担当営業が変わるとある顧客からの売り上げが伸びた、、など。これは良くある話。典型的に人に売り上げが紐づいている状況です。そんなことを打破したい、と思いながら、リクルート時代にはマネジメントをしておりました。自社の魅力もそうだし、クロージングの仕方などなど、営業には様々なプロセスがあるので形がないといつも考えてしまうし、時間がかかってしまいます。

実はとっても良い働き方

私は３児の母でもあります。子育てしている特に乳幼児期は日々いろんなことがあり（呼び出し、急な発熱）融通がききやい職種は営業だと思っております。私もまだまだ子育て中なので、営業していてお客様支えてもらっていることが本当に多いです・生保レディーが浸透したのもこの背景にあります。一方で結果が分かりやすい職種なのでもちろんプレッシャーもあります。それは事務職であれば社内での見えないプレッシャーもあるかと思いますので、仕事する上では切り離すことができないですね。

最後に。。

先日50代の女性の再就職支援のキャリア相談をお受けした際に言われた言葉をご紹介します。『営業ってやりたい女性いるんですか？』って。悪気は全くないと思いますし、現にそう思う方もいらっしゃるかと思います。これをヒントに『女性の人気職種ランキングに営業職』ということを目標にしていきたいと思います。さー何から始めようか。。笑