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営業が大変だった話

先日、起業した時からのお付き合いのある方と久しぶりに飲んだんですが、最初の営業がひどかったという話で盛り上がりました。
良い機会なので、その辺の話を書いてみたいと思います。

営業経験なしからのスタート

正直、起業する際に営業をあまく見ていました。
Tokyo.Rを主催していたこともあり、それなりに人脈もあるし、本が売れた事を考えると需要もあるから、そんなに苦労しないだろうなーと漠然と思ってました。
どれくらい舐めていたかと言うと、営業に行くのに会社案内とかパンフレットとか、その類の資料を何も持たずに行ってました。ホントに挨拶だけしてれば案件化するとか思ってた気がします(笑)
今思うと、お前は何しにきたんだ?って感じですね。

しかし、現実はそんなにあまくなかったです。
後になって考えれば当たり前なのですが、そもそも業務でデータ分析している人が多いので、データ分析を発注する事がないという感じでした。

また、大企業の方とも結構繋がりがあったんですが、実績のない会社には発注出来ない、という現実にぶつかりました。
データ分析の実績として、これまで自分たちがやった実績を話しても

それは他社さんでの実績ですよね? 御社の実績は?

と言われてしまい、相手にされなかったのを覚えています。
設立したばかりの会社が実績なんかあるはずもないのですが、それだと社内で稟議が通らない、という話でした。

営業頼みに行ったら営業頼まれた

営業経験がない自分らでは厳しいなと思い、営業代行をやっている会社にお願いしてみる事にしました。

しかし、データ分析は今ほど認知されておらず、
データ分析とは何なのか? どんな事が出来るのか?
などを上手く伝えることが出来ず、大苦戦。
中には、勉強会を主催してて100人くらい参加してることを伝えた途端、目の色を変えて、

「営業を強化するには、まず営業を知ることが大切です。」
「まずは、その勉強会でこの保険を売ってみてください!」
「それが出来たら、御社の営業をやってみましょう!」

という意味不明なところもあり、クラクラしました(笑)

営業顧問、大手出身という肩書に期待したが・・・

次に、営業の顧問を雇って、その人脈から案件獲得しよう、というのにチャレンジしました。
顧問料は、当時の状況からするとかなり高かったものの、このまま案件が取れないと大変なのでやってみることに。
大手の会社の役員をやっていた方で人脈もすごい、という話だったので、かなり期待していました。

しかし、待てども待てども、全然紹介してくれない。
指摘してもノラリクラリ。
最終的には、
「きみたちにマーケティングを教えてあげよう」
「現代マーケティングの父と言われる経済学者コトラーはね、、、」

と講義が始まってしまうという事態に。。
これは未来永劫こないやつだ、と思いすぐに契約を終了させることにしました。

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上記のように、最初はいろいろ苦労したんですが、一個実績が出来るとその後はすごく楽になりました。
実績が実績を呼ぶってこういう事なんだなんーと実感した感じです。
こういった話も、先日出した本に盛り込んでるので、興味のある方はぜひ!

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