【日記】息子超え3 -公正取引委員会-
■ すいせんすいじゃく
「すいせんすいじゃく」という謎のトランプゲームで3歳の息子を超えて父の威厳を取り返すシリーズ「息子超え」。いよいよ第3弾です。第1弾、第2弾はこちらのマガジンにまとめましたので、はじめての方はこちらをご覧ください。
■ 前回の調査で分かった問題
前回の調査から以下の事が分かりました。まとめのスライドを貼っておきます。9勝20敗で負け超している状況ですね。。。くそう。。
また前回の調査より、実力差が出る一番の原因は、トランプの特徴量の暗記量の違いだという事が判明しています。何と裏返したまんまでも当てられるトランプが多いこと多いこと。紙トランプなので劣化が進み、1枚1枚に味が出てきて、最近では2ターンぐらいしか回っていないのに8ペアぐらい取られている始末です。。
■ 前回からの対戦成績
前回は4/3時点の結果、9勝20敗で勝率3割でした。それからも計測を続けているのでデータを更新しました。しかし改善の傾向はみられず、勝敗も以下のように25%に下がっています。。
■ 公正取引委員会による抜き打ち検査
ちょっとこれはさすがに不正の疑いがあるのではないかと、公正取引委員会による調査を行いました。本人にバレずに抜き打ちで行うため、トランプの絵柄当てクイズの形式で実施しました。
その結果、なんと合計24枚のトランプを裏面から当てられる状態にあることが分かりました!!24枚覚えていれば相方も合わせると48枚ぐらいは手中に収めているのと同じなので、これ本気を出せば3ターンぐらいで揃えられるんじゃないだろうか。。。どおりで強いハズだ。。。
■ 公平な競争を求める署名運動
この調査結果が公表されるとすぐに、公平なすいせんすいじゃく競争を求める署名運動が全国で行われ、合計で約1名の署名が集まりました。大会組織委員会はこの事実を重大に受け止め、新たなトランプによるすいせんすいじゃくの開催を認めるよう、競技ルールの変更を行いました。これはすいせんすいじゃく始まって以来の大改革だと言えるでしょう。
■ 新たなる競争
という事で現在、様々なトランプで対戦を試みています。
(1)白い犬のトランプ
まず家庭内のトランプを探したところ、ありましたよ。なんと可愛い白い犬のトランプが。どうやら大昔に青い飛行機に乗った時にもらったやつのようで、全体が飛行機関連のデザインになっています。材質は紙のようで、まだ折り目などはついていないですが戦歴を重ねるごとに徐々に特徴量が増えてくるタイプなのではないかと睨んでいます。
(2)赤いトランプ
戦歴が増えてくると特徴量が増す紙のトランプでは、また前回と同じ結果になってしまう事間違いなしです。そこで経済力を駆使できる大人のチカラを利用し、プラスチック製のノーマルトランプを最近調達いたしました。まだ2戦しか行っていませんが、手応え的には濃厚で、机に張り付いてめくりにくいこと以外は順調です。
(3)黒いトランプ
そして家の中を探すと、もう一つありました。白地に黒のトランプ。いやぁ探せば結構あるんですねートランプ。これでしばらくトランプに苦労はしなさそうです。なんかこうやって並べるとタピオカみたいですね。
この黒いトランプではまだ1戦しかやっていないのですが、結構対戦結果が良かったので共有します。まずは床に並べますね。なんか多いような気がするけど・・・まぁ気のせいでしょう。トランプが多いハズはない。
・・・よく見ると黄色とか青とかカラフルな色があるのと、数字も0?が入っているぞ・・・JQKもなんかSRDになっている。。。JOKERもなんか2種類あって変やし。。。なんだろう。まぁスペイン語とかイタリア語のトランプなんかなぁ。気にせんとこう。。
・・・やはりなんか多い気がする。。。もはや覚えるとかではなく「早く出てくれ!」という運ゲーの世界になってきている。。。そして若干飽きていないか息子よ。。。最後までやるぞおい。
・・・ふぅ。やっと終わった・・・長かった・・・。トランプってこんなに多かったっけか。。。脳神経が衰弱しきっている。。。あぁ・・・疲れた。。。でも結果は出たぞ!34対20で父の勝ちだ!見たか息子よ!!
■ 潮目が変わった
そうしたトランプの種別を比較することで、改善の傾向が見えてきている。やはり公正な競争では息子に負ける事は無いのだ。見てみろ!前回までのトランプに比べて今回新たに導入した3種類のトランプで、平均獲得枚数が顕著に上がっているではないか。特に黒いトランプでは34ペアと圧倒的な差をつけている。ふふふ。思い知ったか息子よ。この調子で勝ち星を積み重ねていってやるぞ。ふふふ。待ってろよ息子。
■ 新たな戦いへ
なぜかは分からないが、最近息子が赤のトランプでの勝負を嫌うようになってきた。白い犬の対決は問題なくできていたのだが、最近赤のトランプになって明らかに避けるようになってきた。確かに父の2戦2勝だが、なぜ避けているのかは現在不明である。
赤は避ける一方で前回のトランプにおける勝負を薦めてくるようになっている。しかも父親が拒否しても、「その方が早く終わるよ~」と言って生産性のメリットを主張してくる。なんだこの感じは・・・まさか俺は営業されているのか・・・しかもそれにグラついて最近も何度かこれまでのトランプで勝負して負けている。。。なんだ・・・トランプを変えた事によって勝てる勝負になってきたかと思った矢先に、まさか勝負させてくれないのか・・・?なんだこの感じは・・相手の術中に入っているのか・・・?
・・・息子との戦いは新たなフェーズへ移っていく。
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