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【考え事】江ノ電は続くよどこまでも

■ カタカナの勉強

 3歳の息子の話。現在記憶力のブースト期間なので、むちゃくちゃ吸い込んでいきます。やはり3~4歳の脳はすごいですね。日に日に上達していきます。

 平仮名はこの本で覚えました。「か」のページにかがやきが書いてあったり、「え」のページに江ノ電が書いてあったりします。電車と一緒に覚えられるので良いですね。

 そして現在カタカナに挑戦中です。カタカナはなんと世界の電車で覚えるようです。

 ひらがなの時はまだ「ゆふいんの森」とか「サンダーバード」とか、聞いたことがある名前が並んでいたのですが、世界の電車になるとマジで分かりません。。

 そして「ル」だったらルーマニアのように、そのカタカナが入った国の電車が載っているので、国の場所も同じように覚えていくことができます。そしていよいよ恐怖の質問が来ました。

ヨルダンってどこ~?

 きたよヨルダン。名前は知っているがヨルダンという国があるという事しか知らんぞ。。。さてどうしたもんか。。よし。本のページに「ヨルダンはここ!」みたいな世界地図のページがある。そこをうまく使おう。

 カタカナを既に習得済みの父は得意げに、

ヨルダンはね~、この辺かな!

みたいな感じで知ってるフリをして教えてあげる。ふふふ。息子よ。大人になるとこういう即興ネタもできるんだぞ。覚えてなくてもさぞ覚えている風にふるまう事ができるんだぞ。見習え息子よ。

 すると息子から思わぬ反撃があった。

えのでん、ここからこーーーーーーやって来るの??

 なんと江ノ電がアフリカ喜望峰から中東を抜け、中国北朝鮮韓国を通過して日本に来てしまった。やるな江ノ電。江の島付近を走っているものと思っていたが見くびっていたようだ。申し訳ない。

 多分息子にとってはヨルダンでも米子でも、聞いたことが無い場所っぽいもので一致しているのだろう。オトナは無意識にヨルダンに江ノ電が通ることは無いと高をくくっていたが、こうして通ってしまったではないか。

無意識のうちに世界を狭くしているなぁと感じた。

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