見出し画像

#202 家族構成の変化とお金の流れを一緒に考えてみませんか?① ~教育費について~

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

今回は、家族構成の変化とお金の流れを
セットで考えてみませんか?という話に
ついてです。

家族構成の変化が家計に与える影響は
意外と大きいです。

そのため、教育費の予算や自動車購入の
費用を考えるときには、今後の家族構成
の変化を意識してみてもらえたらと思い
ます。

家計相談では、家計の全体像をイメージ
してもらうために老後までのお金の流れ
の一覧表を作成しています。

この表では、50年分の家計のシミュレー
ション(貯金の変化)を1年単位で見る
ことができます。

これがあると、家計の全体像をイメージ
することができますので、今後のお金の
使い方のバランスを考えるきっかけにも
なります。

余談ですが、家計のシミュレーション
って何?と思った方は、下記のサイトを
ご覧ください!

★一般社団法人 全国銀行協会:「自分で描く未来予想図 その場で簡単!! ライフプランシミュレーション」
https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/

ざっくりとしたイメージがつかめると
思います。

話を戻して・・・

シミュレーシをするときには、今後の
家族構成の変化も入れていきます。

例えば・・・

「第2子や第3子のお子さまのご希望」

といった感じで、今後の家族構成の変化
のご希望を反映させていきます。

先々の家族構成の変化のご希望をお聞き
する主な理由は・・・

「教育にかけるお金の想定を考えるため」

です。

教育資金は人生で使う大きなお金の一つ
です。

人生三大資金(教育・住宅・老後)にも
含まれています。

お子さまの人数や習い事の数、進学プラン
によって教育費の総額は変わってきます。

そのため、今後の家族構成の変化を先に
お聞きしています。

1つ1つの出費はそれほど大きな金額では
ないかもしれませんが、これらの費用の
すべてを合計するとまとまったお金になり
ます。

大きなお金になるからこそ、しっかりと
計画的に備えておきたいものです。

そのため、教育費を考えるときには、
今後の家族構成の変化と合わせて下記を
考えてみてくださいね!

「幼少期の教育にお金をかけるのか?
 大学進学にお金をかけるのか?」

「私立の中学校や高校に行く可能性は?」

「高校卒業後の進学プランの想定は?
 国公立の大学?私立?医学部?海外?
 短大?専門学校?就職?」

「自宅から通学できる?できない?」

「お子様の大学進学の時期が重なる期間は
 どのくらいある?」

「今の家計から準備できる教育費の金額は?」

「兄弟間の習い事のお金のバランスは?」

です。

ざっくりとでも良いので、これらの視点を
基にそれぞれの段階でかかるお金を具体的
な金額で考えてみてください!

そうすると・・・

“教育費以外のお金”についても、同様に
考える必要があることに気づけます。

例えば・・・

「日々の生活費に使うお金と貯金の
 バランスは?」

「今後の住まいはどうする?
 マイホーム?賃貸?」

「老後に回すお金は?」

「今後の車の買い替えは?」

などです。

実は、家計全体像という視点からお金の
使い道を考えないと、教育費の準備の想定
はしづらくなります。

そのことに早く気づけば気づくほど、
教育資金の準備の選択肢も広がります。

まずは、家計のシミュレーションをして
家計の全体像をつかむことから始めて
みませんか?

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)

この記事が参加している募集