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#229 教育のお金とセットで考えておくべきお金って?⑥

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

この夏、子育て中のお母さんたち向けの
講座でお金の話をさせていただいたの
ですが、このときのまとめと補足をこの
noteでやっております。

今回は、支出を減らすという視点から教育
のお金とセットで考えておくべきことに
ついて書いていきますね!

まず、前々回(【note 227】)からの
復習になりますが、お金を増やす方法は
大きくわけて下記の3つになります。

[お金を増やす方法]

① 収入を上げる

② 支出を減らす

③ お金に働いてもらう

今回は、②の『支出を減らす』の考え方
をご紹介していきます!

実は、①~③の中で1番取り組みやすい
のが②になります。

「支出を減らす = 節約」とイメージする
方もいると思いますが、“教育のお金を
準備するために節約をしましょう!”と
いうことではありません。

【note 226】にご紹介した下記のお金の
中から、優先順位が低い順番に出費の
見直しをしていくことです。

「住まいのお金」

「老後のお金」

「保険料」

「自動車のお金」

「趣味やレジャーのお金」

もちろん、基本生活費の見直しもして
いきますが、まずは、人生でかかる
大きなお金という大枠から見直しの
可能性を探っていきます。

上記の場合、住宅ローンや保険料の
見直しが手っ取り早く見直せる出費に
なります。

いわゆる“固定費”です。

中には・・・

「お付き合いがあるから・・・」

「勧誘されるのが嫌だから・・・」

「めんどくさいから・・・」

といった理由で“現状維持”を望まれる
方もいると思いますが、このような思い
込みで見直しの可能性を潰してしまうのは
もったいない話です。

そんなときは、まず・・・

見直しの効果がどのくらいあるのか?を
「期間」という視点を加えて具体的に
計算してみることをオススメします!

例えば・・・

「住宅ローンの見直しの効果はいくら?」

「保険の見直しの効果はいくら?」

といった感じで、それぞれの効果を合計
していきます。

仮に月々2万円の出費の削減ができれば、
これからの10年間で240万円、お子さまが
生まれたばかりのご家庭では17年間で
約400万円のお金を教育費に回すことが
できます。

このように、具体的な金額で見直しの
効果を考えたり、比較することができ
れば、こらから取るべき行動が選び
やすくなります。

これも家計相談あるあるなのですが、
比較して初めてわかることもあります。

見直しの効果が具体的な金額で見えると
少しずつお客さまの気持ちも変わって
くるのです。

“めんどくさい”とか“お付き合いが…”
と言ったメンタルブロックが外れて本来の
優先順位が見えてくると、行動にも移し
やすくなります。

何かを変えるとき、面倒だという気持ち
から躊躇してしまうこともあるかもしれ
ませんが、一定期間内に集中して家計の
見直しをしておくと、その後の見通しも
立てやすくなります。

手間を惜しんで現状を変えられないまま
でいるより、一歩先に進んだ方があなたの
家計の未来は明るくなりますので、今から
家計の見直しをしてみてもらえたらと思い
ます。

次回は、この続きと③の「お金に働いて
もらう」について書いていきますね!

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)

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