腸から幸せ!今日の「養生味噌汁」
こんにちは、Elly式養生ダイエット®コンサルタントのJunkoです。
みなさんは味噌汁がお好きですか?
私は養生ダイエットを始めるまで、
「好きでも、嫌いでもない」でした。
味噌汁という存在があまりにも「当たり前」すぎて、
特に意識することがなかったのです。
具材も「豆腐×わかめ」「油揚げ×玉ねぎ」など
基本2パターンくらいでした。。。
でも、養生ダイエットを始めてから、
味噌汁に対する見方が大きく変わりました。
こんなにすごい食べ物が身近にあったなんて、
日本人でよかったと心から思ったのです。
今回はそんな「味噌汁」についてまとめてみました。
味噌汁の魅力って?
ミネラルたっぷりの野菜や海藻類に
発酵食品の味噌を合わせた「具だくさん味噌汁」は、
養生ダイエットが推奨する一汁一菜の柱です。
野菜の甘さが溶け出した味噌汁は、
温かくて胃に優しく、血糖値の上昇もゆるやか。
スープに溶け出した栄養素も丸ごと吸収できます。
何より、心がほっと和みますよね。
その栄養価や健康効果の高さから、海外でも
「Miso soup」として注目されています。
日本が世界に誇るスーパーフード、
飲まないなんて、もったいなさすぎます!
そこで、今回は味噌汁をこよなく愛する私が
実践している「味噌汁の楽しみ方」をご紹介します。
味噌汁をもっと楽しむ方法
<3選>
①「わが家の合わせ味噌」を作る
味噌は大きく「米味噌」「豆味噌」「麦味噌」に分けられます。
でも、産地や熟成期間、塩分量、
粒味噌・こし味噌など様々な種類があるので、
どれを買おうか迷ってしまいませんか?
そんな時は、気になる味噌2~3種類をブレンドしてぜひ、自分だけの合わせ味噌を作ってみてください。
私は、東北と九州など産地の違うもの、
辛口と甘口など味わいの違うものなど、個性の異なる味噌を保存容器に一緒に入れています。
その日の気分や材料に合わせて配合を変えると、
味わいのバリエーションもさらに広がるのでおすすめです。
②生味噌で、味の変化を楽しむ
味噌は、無添加の生味噌タイプがおすすめです。
生味噌は「生き物」!
加熱処理をしていない=酵母や酵素が生きているので、容器の中でも自然な発酵が静かに続いています。
なので、時間とともに味や風味もゆっくり変わっていきます。そんな「変化」が楽しめるところも生味噌の魅力です。
<生味噌の選び方>
「無添加」「保存料不使用」などの表記があるものならOKです。
発酵によってガスが溜まるのを防ぐため、容器には通気用の穴が開いていることが多いです。
③新しい具材や組み合わせにチャレンジ!
旬の野菜はもちろん、冷蔵庫の残り野菜も主役になります。そこに煮干しや干しエビ、味のよく出る油揚げやサバ、ホタテなどの魚介類を加えれば
出汁や出汁粉がなくてもおいしく仕上がります。
どんな具材でも味噌が全体の味をまとめてくれるので基本「失敗」はありません!
一期一会、今日だけの味噌汁を楽しんでみてください。
旬の野菜は、私たちの「今の体」に必要な効能をもっています。おいしく食べて「気」を養い、気楽に養生していきましょう!
薬効たっぷり!
今日の「養生味噌汁」
具材・・・白ゴーヤ、オクラ、トマト、乾燥ワカメ、高野豆腐、かいわれ大根など。
◎白ゴーヤ(ニガウリ)
白ゴーヤは苦味が少ないので
味噌汁の具にぴったり。
独特の苦味成分が胃液の分泌を促し、
食欲を増進させるなどの健胃効果も。
ビタミンCとカリウムも豊富です。
出回り時期は7~9月頃なので
そろそろ終了ですが、
あのシャキシャキ感が大好きで、
店頭で見かけるとつい購入してしまいます。
*薬膳の主な効能【解暑・清暑】
体内の熱を取り除き、夏の暑さから体を守る作用があります。
◎オクラ
オクラのヌメヌメ成分には
胃の粘膜を保護したり消化を助けるなど、
胃腸を守る働きがたくさんあります。
水溶性植物繊維も豊富で、
コレステロールの吸収を抑制する働きも。
味噌汁に入れると程よいとろみで
全体のまとまりが良くなります。
*薬膳の主な効能【滋陰】
肌や喉の乾燥、口の渇き、便秘などの症状を改善する作用があります。
◎トマト
爽やかな酸味と旨味成分(グルタミン)で、
味噌汁の風味がぐっと豊かになります。
トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用は
ビタミンEの100倍という報告もあるのだとか!
*薬膳の主な効能【生津】
津液(しんえき/唾液や胃液、涙など、体内にある水分の総称のこと)を補い、体内を潤す作用があります。
味噌汁がもっと好きになる
「おすすめの本」
料理研究家・土井善晴さんの著書。
ご飯と味噌汁の素晴らしさをあらためて知ることのできる本です。
<最後に>
ようやく暑さのピークが過ぎて暦の上では先週から「処暑」に。9月7日には「白露」を迎え、少しずつ秋へ向かっていきます。でも、高温多湿の日本ではまだまだ「湿邪」が元気いっぱい💦
夏の疲れを秋に持ち込まないためにも、毎日の味噌汁で、体のコンディションを整えていきましょう!
★最後までご覧いただき
ありがとうございました★
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