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言葉の宝箱 1201【悠久という想いは、空を見ているかぎり、ごく当たり前のことのようだ】

『城崎殺人事件』内田康夫(徳間文庫1992/6/15)


・わたくしもいつか、昔の人になってしまうっていうわけですわね P77

・二千年の過去に遡っても、
空はいまと同じような色をしていたにちがいない。
悠久という想いは、
空を見ているかぎり、ごく当たり前のことのようだ P142

・人間というのは不思議なもので、
ひどい恐怖体験ですら、大した被害もなく終わった場合には、
笑い話ですましてしまうような寛大なところがある P194


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