言葉の宝箱1143【人の縁とは偶然に左右されやすく、たったひとつの決断が違ったなら、将来の道が大きく変わってくることも考えられる】

『こちら横浜市港湾局みなと振興課です』真保裕一(文藝春秋2018/11/10)

・多くの出会いと別れが港にはある　P7

・出世する男は仕事が早い。逃げるのも早い　P20

・些細な仕草に本心が出る　P23

・ミスを排除し、滞りなく淡々と仕事を処理する。
理想を軽々しく語るのは政治家たちの仕事で、
公務員は与えられた任務を愚直にこなすのが本道（略）
市長は市政を担うリーダーであるから、
理想を熱く語って、市民を導く義務がある　P25

・誰も間違ったことは言っていなかった。
何を守るべきか、それぞれの立ち位置が違うため、
考え方にも微妙な差が生じていた　P26

・人の感情を理屈で説明できるものではなかった。
気分によって人は態度を変えるし、嘘もつく　P29

・ジャーナリストと同じく政治家も、
私情を排して仕事に当たらねばならない　P39

・仕事と私情は分けたうえで、相手側の事情を酌み取ればいい。
それも正論だ　P40

・苦労もたくさんしてきたから、真実を見ぬく目が磨かれたんですよ　P186

・人の縁とは偶然に左右されやすく、
たったひとつの決断が違ったなら、
将来の道が大きく変わってくることも考えられる　P194

・冷たくされたら、女は何だってするの。
常識でしょうが！　P226