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言葉の宝箱 0165【愛してほしかった人に見向きもされないのは悲しいことだ】
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『さえこ照ラス』友井羊(光文社2015/5/20)
沖縄本島北部の法テラスのスタッフ弁護士
阿礼沙英子はオジィオバァの方言に四苦八苦しながら、
持ち込まれた相談をびしびし解決。
模合崩れの相談に訪れたのは事務員大城の小学校時代の同級生赤嶺。
裁判をおこすと息巻くが、沙英子は証拠が乏しいことを伝える。
納得できないと模合の座元との話し合いに大城を呼び出すのだが…。
(『モアイの相談』梗概)
『オバァの後遺障害認定事案』『軍用地相続の調停事案』『モアイの相談』『誘拐事件の国選弁護』『ユタの証明』『親権問題の調停事案』
『オジィとオバァの窃盗事件』7話連作短編集。
・愛してほしかった人に見向きもされないのは悲しいことだ。
しかし他に想ってくれる人がいて、
それに気づけることは幸福なことなのだと思いたかった。
今後、二人がどのような人生を送るかわからない。
だが少しでも笑えればいいと大城は願った P143
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