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雲丹を食べるために利尻・礼文島を訪ねた~①宿の手配に苦労~

2024年7月上旬に、ずーっと行ってみたかった北海道最北の離島、利尻島・礼文島に行ってきました。
その目的は、雲丹、うに、ウニ。
そして高山植物のお花畑のトレッキング。

すごい人気の場所の上、トップシーズンが短くて、離島で宿が少なく、利尻島へのフライトも1日1便。
なので個人旅行でフライト、宿を押さえるのが、かなり難しい。
どうやって、個人で手配したのかということを記事にまとめてみました。

①宿の手配
②フライトの手配
③観光、みどころレポート
という構成で投稿してみます。

今回の私たちの経験が、今後、利尻・礼文島を旅行する人に、何かお役に立てればうれしいです。

最初はツアーがラクだろうと思い、クラブツーリズムのパッケージツアーに申し込んでみたのですが、応募者が少ないため、ツアーは不催行となり、振り出しに戻ったところからスタートしました。

この時点で5月。
かなり出遅れました。

まずは3泊4日の旅行日程の宿を確保しないと、フライトが決められない。
ネットで見る限り、平日でもすべて満室。
観光協会HPに載っている宿に片っ端から電話したけどダメ。
空いているところは、素泊まりで1泊2万円/人とか、1泊2食付きで3万円以上とかありえない価格。
(見た感じ、そんなすごい高級ホテルでもなさそうなのに)
電話しまくった結果、ようやく、今日キャンセルが出たところという宿を確保でき、その前後の宿も何とか確保。
いや~、3泊の宿を手配するだけで、かなり疲れた!

が・・・ホッとしたのもつかの間、その後、予想外の事態に。
私たちが経験したトラブル(?)に出会わないよう、その詳細を記録しておきます。

電話応対した方が何となく高齢な方のように感じて、ちゃんと予約が確定しているのか一抹の不安があったので、メールで予約確認してみました。
トップシーズンの離島で万が一、予約が入っていなかったら、野宿かもと思って、念には念をいれてメールしたのですが・・・。

その時、私がうっかりタイトルの予約日時を1日間違えたのですが、返信がすごくぶっきらぼうな感じだったんです。

「ご予約お受けした日にちが違っています。
こちらは○月×日となっています。この日はキャンセルが有った日なので間違いないと思います。」

宛名や、挨拶や予約のお礼もなく、いきなり「日にちが間違ってます」だけ。
これでは予約は入っているのかどうなのか、わからない。
まぁ、こっちが日にち間違えたのだから仕方ないし、メールの書き方に慣れていないのかもと思って、
再度、日にちが間違っていたことをお詫びして、正しい日にちの予約は入っているのかメールしても返信なし。

数日後、電話したら、前回と同じと思われる高齢?の女性が出て、
ものすごい剣幕でキレまくって、
「返信したじゃないですか?これ以上、何しろって言うんですか!?」と、こちらの言葉を遮って、5分以上まくし立てる。
この怒りのエネルギーすごすぎ。

あれは予約確認にはならないでしょ?
こちらの認識としては、

  • 日にち

  • 料金プラン

  • キャンセルポリシー

  • 送迎の予約の有無

  • 上記の内容で予約を承りましたという文

をもって、予約確認と思っていたのですが。。。

腹が立ったので
「ずいぶん、感じ悪い言い方ですね。そんなにメール返信が嫌なんですか?」って言い返したら、
「はぁ?そうですか? で、予約どうします?キャンセルします?」と。

この対応では旅行を楽しめそうにないのでキャンセルしたかったけど、まずは他の宿を押さえてからにしようと思い、探したところ1軒しかなく、
1泊2食付き30000円/人。
もう、しょうがないと思って予約を押さえてから、キャンセルの連絡をメールしました。
電話でまた不快な思いはしたくなかったのでメールで。

たぶん、また返信は来ないだろうなと思い、
「3日以内にキャンセル受付の返信をください、なければキャンセルは成立したものとみなし、今後、一切のキャンセル料請求には応じません」と送りましたが、案の定返信はなく。

念のため、この宿のホームページを掲載していた礼文島の観光協会にメールをして、一部始終を説明、キャンセルが成立しているか心配なので、そちらから確認してもらえますかと依頼しました。
観光協会のスタッフが直接宿に行って、キャンセル成立ということが確認とれたと連絡がありました。
電話ではダメな相手だから直接訪問したんでしょうか?
とりあえず、そういうことがあったよってことが、観光協会に認識してもらえたことで、良しとしましょう。

これまで数えきれないくらい旅行してきましたが、こういう経験は初めてです。

この宿、口コミをみると、電話予約だと同じようなことがあるらしく、ネット予約する方がいいようですので、ご注意を!
私の時は、じゃらんでは満室でネット予約はできなかったのですが、電話で予約は取れたのに、結果的にこういうことになってしまいました。
ちなみに宿の名前は鳥の名前がつく宿です。
それが3泊の日程の中日です。

ちょっと長くなってしまったけど、予約の際の注意点は以上です。
その他の宿について、感想を書いておきます(あくまで個人の見解です)。


初日は利尻島の温泉付きのホテルで、素泊まり22,000円/人でした。
素泊まりでこの値段?と思うけど、お部屋は清潔で快適で、泉質もトロトロでいい湯でした。
ホテルの食事より居酒屋とかで地元の食材を好きなものだけ食べたいので、素泊まりが基本的には理想。
ホテルの食事は、そんなに食べたくないものも出てきて、それで胃がいっぱいになってしまうのは残念なので。

畳にベッド
快適なお部屋でした

2泊目は礼文島で、例のトラブルにより変更した宿。
お値段は一番高いけど、その割には、施設は古く、夕食も朝食も貧相でした。
伊豆でこれだけの値段だしたら、かなりいいモノが食べられるんだけどな~。
だから素泊まりで、好きなものを外に食べに行くのがいい。

唯一の利点は港の真ん前で便利。
かなりガッカリでしたが、トップシーズンだから仕方ないか。

お造りがこれだけ?ってビックリ。
伊豆だったら、もっと豪勢なのに。
ズワイガニも水っぽくイマイチ。
毛ガニとか出たらいいのに。
しかも全体に盛り付けがすごい雑。

夕食のお品書き
真鯛、ホタテ、甘えびのお造りとズワイガニ
ほんのちょっとのウニといくら
朝食が貧相すぎる


3泊目は利尻島のゲストハウス「しまのやど かむいりしり」。
素泊まり10,000円/人。
古い旅館を1年ほど前にリノベしたところで、若い人たちがスタッフとして働いていました。
水回りの施設は新しく清潔、部屋も旅館の風情が残る純和風な6畳ほどのお部屋。
登山客が多くて、早朝、バタバタしている物音が、壁が薄いので聴こえるけど、問題はなし。
正直、ここが一番、コスパがよかったです。
夜は歩いて居酒屋に食べに行けました。
近くにセイコーマートもあるので朝食はここで購入。

旅行中、知り合った関西からの登山客によれば、リピーターが多く、帰る時に1年後の予約もしていく人が多いそうです。
その方たちは1月頃、ツアーガイドが予約を請け負ってくれるようなところを通じて予約をしたとか。
小さい宿は、夏しか営業していない宿が多いので、冬に予約しようと電話しても出ないところが多いらしい。
人数、予算、希望エリアを伝えると、見繕ってくれるそう。
そんなのがあるとは、知らなかった。

そんなこんなで、3泊分の宿を予約するだけで、かなり労力と時間を費やしました。
やっぱりツアーの方がガイドさんもついているし、いいのかな~
でも夕食は自由に居酒屋いけないし、そこが悩ましいところです。

※記事の情報は2024年7月時点のものです。

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