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雲丹を食べるために利尻・礼文島を訪ねた~③観光、みどころレポート~

2024年7月上旬に、ずーっと行ってみたかった北海道最北の離島、利尻島・礼文島に行ってきました。
その目的は、雲丹、うに、ウニ。
そして高山植物のお花畑のトレッキング。

個人旅行だったので、宿とフライトの手配が予想以上に労力がかかり、
こんな時間と労力かけるなら、ツアーの方がいいんじゃないかって何度も挫折しかけました。

その苦労話はこちらに👇

1日目 利尻島で居酒屋へ


利尻島に到着した初日、頭の中は「雲丹、うに、ウニ!!」でした。
宿にチェックインしたら、すぐに予約していた居酒屋へGO!
この時期、島にある飲食店は「席取り合戦」になります。
夜もやっている店は少なく、前もって予約しておくに限ります。
ガイドブック等をみても、めぼしい居酒屋は数件しかありません。
しかも店員さんが足りないのか、席が空いていても断られることが多いという口コミも。

鴛泊港から徒歩15分ほどの居酒屋「いろは」へ。
ここで「ガーン!!」
店の入り口に「ウニの入荷はありません」という張り紙。
席について、店員さんに「ホントにウニないんですか?」と聞いたら、
「天候不順で1か月ほど漁がなくて」とのこと。
涙をこらえて、せっかく利尻島に来たのだから、ここでしか食べられないようなものを頼みました。

お通しで乾杯
北海道産の魚介
右上:タチカマ刺身(たち(鱈)の白子のカマボコ)
右下:ソイ刺身
左下:タコ
左上:ホタテ刺身

タチカマ刺身というのは初めて食べました。
味はとても淡白で、グミのような歯ごたえでした。
わさびが本州と違ってました。
茎をみじん切りしたものがドロッとしたものに漬かっていて、とても辛い。


ギス子醤油漬け(ギスカジカの卵)
数の子みたいな硬めの歯ざわり
つぶ貝

こうして初日の夜は、ウニの夢をみながら眠りました・・・

2日目 礼文島で念願のウニ丼と桃岩ハイキング


2日目、フェリーで礼文島へ渡ります。
礼文島の香深港に着いたら、またしても衝撃。
「ウニ不漁のためウニが食べられる店は限られている」という掲示で、ウニを提供する店は数軒のみ。
前日、悪天候の中、漁に出たウニ漁の船が次々と転覆し、1名亡くなったとか(合掌・・・)。
ホテルに荷物を預けながら、フロントで聞くと、やはり不漁で高騰しているし、すぐに品切れになるから早く行って並んでと言われました。
港の中の「武ちゃん寿司」にウニ丼があるというので、開店前の準備中でしたが、声をかけて席を予約確保。
団体さんが入るので、自由席は4つしかなく、ウニ丼は8000円!で早いモノ勝ち。

8000円か~。
三島のうな重も5000円超え、高すぎ!だけど、それ以上のお値段。
しかし、北の果てまで来て食べないわけには・・・
2人で1つのウニ丼を分け合いました。

お味は、それはもうトロトロ、ねっとり濃厚。
すぐに溶けてなくなりそうだけど、ゆっくりゆっくり味わって飲み込みました。

うに丼8000円
特上握りずし3000円

そのあとは桃岩ハイキング。
港からバスで登山口まで10分ほど。
登山口手前で降りるグループにつられて降りたのだけど、それは桃岩ではなく「レブンウスユキソウ」群生地を見に行くルートでした。

2キロほど砂利の林道を歩いていくと、尾根が開けて海が見える絶景。
関西から登山にきたというグループと楽しくおしゃべりしながら、お花畑に到着。
花の咲く時期は2週間ほどで、ちょうど満開のいい時期でした。
間違えてバスを降りなかったら、出会えない絶景でした。

霧がかかった景色
レブンウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)

その後、来た道を戻り、桃岩へ。
結構、けわしい階段を上って、やっと到着した桃岩。

高山植物がいっぱい

帰りのバスは13時台で終了のため、歩いて帰るしかありません。
こういうところは、やっぱりツアーできた方がラクでいいな。
途中、雨に降られながら宿に戻って、温泉&ビールで乾杯。
この日は17000歩くらい歩きました。

この宿のお食事はかなりイマイチでした(残念)。
その辺はこちらの記事に。

3日目 礼文島観光バスツアー


朝から観光バスツアーに乗りました。

8:40~12:30  礼文・香深港発 礼文Aコース
島の見どころを一通り巡ります。

①澄海岬(すかいみさき)

「銀の龍の背に乗って」のPVの撮影を行った場所
晴れていれば青い空と海が絶景らしい


②スコトン岬

最北端の岬ということなのですが、霧で何も見えず・・・

③桃台・猫台展望台

霧で何も見えず

④北のカナリアパーク
吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」のロケで使用した校舎のセットを保存しているもの。
ガイドさんに撮影裏話なども伺いました。
映画は見たので、あ~ここだったのか~と思いました。
泣ける映画でした。

吉永小百合の映画ロケ地校舎を保存
晴れていれば海の向こうに利尻富士がみえる絶景の場所

この日の宿はゲストハウス、素泊まりなので、夜は居酒屋「力丸」へ。
予約できないというのでフェリー降りて宿に荷物置いたら、ダッシュ!
開店直後に一番乗り。

老夫婦(?)2人だけでやっている割には、席が多くて大変そう。
案の定、後からやってきたお客さんは断られていました。
早く行って正解。

おつまみはどれも美味しくコスパ最高。
日本酒は男山1種類を2合徳利3本空けました。

古い感じがよい
にしん酢漬け、ヒラメ、タコの刺身
北寄貝バター炒め

にしん酢漬けが脂が乗ってて絶品でした!

日本酒の徳利が変わっている
2合徳利

4日目 利尻島観光バスツアー


9:05 ~12:00  観光バス利尻Aコース
に乗って島内1周。

お天気はあまりよくなく、いい写真は撮れませんでした。
姫沼を木道でぐるっと1周している間に少しづつ青空に。
ここで利尻富士がみえるそうですが、まだお隠れになっています。

姫沼

最後は空港で降ろしてもらい、帰路へ。
ようやくお目見え!

ずっと隠れていた利尻富士、最後の最後に空港でようやく見られました!!

空港にはレストランはないけど、冷凍自販機はなぜか充実していました。


【付録】
お得な情報2件。

①北海道礼文島2024ウェルカム&バックキャンペーン(9/30まで)

3泊以上宿泊または1泊し体験プログラムに1つ以上申し込むと、帰りのフェリー乗船券が無料になる。

②利尻クエスト(10/31まで)

スタンプラリーポイントで集めたポイントに応じて、抽選プレゼントがもらえる。
フェリー往復乗船券や、航空券が当たるというもの。


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