寝る前の大学生日記 #1
何かを続けることって本当に難しくてだけど本当に大切だなと思う。
特にそう思うきっかけがあった訳ではないけれど何かを続けられる人って本当に少ないから。
それは本当になんでもよくて
文章を書くことでも
絵を描くことでも
何かを想い続けることでも
どうして大切なのか
考えてみた時に
それは自分の自信に繋がると思った。
大学四年生半ば、就職活動も有難いことにラストスパートというところか。
約1年前から活動を始めて
言われた通り自己分析に自己分析を重ね
社会の勉強をし
言葉を紡ぎ出すことを繰り返した。
幸い、幼い頃から日記を書く癖のおかげか
何かを表現するのが不得意ではなかった。
自分自身を振り返るのも
これ以上ない程急速に成長できるようで
楽しかった。
加えて私は笑うのが得意だった。
大人を訪ねては
「感じが良い」
と口を揃えて言われた。
自分でも分かっていた。
ここまで読んで、なんて都合の良い人間だと
結局こういう人が上手く渡っていくと
思った方がいるかもしれない。
確かに私もそう思う。
でも私には何もなかった。
周りのみんなように野球を続けた経験もなければバスケを続けた経験もなかった。
当たり前だけどどん底から這い上がって試合に優勝した経験など皆無だった。
「学生時代一番頑張ったことは?」
大嫌いな質問だった。私には人に言えるような何かがなかったからだ。
もちろん野球でもバスケでもダンスでも
私がそれらを出来なかった理由は
明確に存在するけれど
誰かが理解出来る類のものではなかった。
私と同じ歳で私と同じ経験をして
だから何かを成し遂げた経験がないという人は
データにはないけれど
片手で数えられる程もいないと思う。
かなり確信している。
私にとってそれがどれだけ辛くて
どれだけ人生の大半を物語っていても
伝わらないものは
「ガクチカ」物語としてボツなのだ。
私はそれを語るのを諦めた。
そんな時に見つけた
「話す内容なんて何でも良い。」
私は一気に肩の荷が降りた気がした。
企業面接にアルバイトリーダーとサークル長が異様に続出する。
それでもその中から合格者が
でることがこれを物語っている。
如何に、端的に、相手にわかりやすく、
言葉巧みに、伝えられるか。
社会に投げて一緒に働きたいと思うか。
就職活動において大切なのは
これだけだと確信した。
私には何もない。
しかし幼い頃から頻繁に
感情表現を言語化する習慣
友人関係・人間関係を良好化する習慣
これを続けてきた。
結局「そういう」人が得をする世界。
「そういう」人は「そういう」風に常に周りを見てどうしたら相手が喜ぶか
考えて生きてきた。
だから私は身の回りの
自分にとっては小さな成功を
言葉巧みに伝えることに尽力した。
多分、私がなにかスポーツを長く続けていたなら今よりももっとずっと
自信があったに違いない。
でも長く続けて意味があるものは
絶対にスポーツだけではない。
だから少しでも自分だけでも
人には言えなくても
これだけは続けたというものがあれば
小さな自信となり
自分が小さく輝くと思う。
その小さな輝きに気付く数人に
褒められ
後に大きく輝き
言動に大きく現れると思う。
何かを続けることは
小さくても大きても良い。
それが小さ過ぎるなら
小さくて不安なら
自分がそれをどれだけ過大評価して
愛してあげられるかが
大切だと思う。
こんなことを書いていたらいつか就活日記も書いてみたくなったな。
写真はヨネオカタクロウ様のものを使わせて頂きました☺︎
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