【京都・大文字山】蹴上〜大文字山〜火床〜銀閣寺ルート
朝6時に起きて、京都へ。本当は京都一周トレイルの東山コースを歩こうと思っていたが、テント泊できる場所がなさそうなので、一部のコースを楽しむことにした。
蹴上駅に着くと、たくさんの人で賑わっている。連休と久しぶりの晴天が重なり絶好のお出かけ日和だ。
インクラインを抜け、京都一周トレイルの道標を頼りに登山道へ進む。夫は買ったばかりのカメラで、お花や風景、ときどき私を撮っている。
日向大神宮の鳥居を抜けると天の岩戸くぐり。開運厄除けのご利益があるそう。今日も怪我なく無事に下山できることを祈りながらくぐり抜ける。
ここからは登ったり下ったりしながら、山頂を目指す。小さな子ども連れファミリーや、犬連れの人たちもいて、「こんにちはー!」と声を掛け合いながらすれ違う。山では知らない人にも挨拶するし、「今日は暑いねぇ」と会話も生まれるから不思議だ。
少し足の疲れが出てきた頃、山頂に到着。おにぎりを食べる人、記念写真を撮る人などでいっぱい。
ハッピーターン(うめ味)をつまみながら、水筒に入れてきた氷水をゴクゴク飲む。下山後に行きたいカフェがあるから、お昼はまだおあずけだ。小休憩をはさんだあと、五山送り火で有名な火床へ向かう。
ここも絶景を眺めながら休憩する人がたくさん。市街地が近く感じられ迫力ある景色だ。
急な斜面沿いに火床があちこち設置されている。もっと集まって置かれていると思っていたからちょっと意外だった。
火床を後にして階段が続く道を進み、銀閣寺方面へ下山する。途中、登る人、下山する人で狭い階段が混み合い順番待ちをしながら進む。
苔むした岩を眺め、かえるの鳴き声を聞きながら、やがて銀閣寺の裏手に出る。哲学の道に合流したらゴールだ。無事に下山できてよかった。
スマホのナビを見ながらお目当てのカフェに行くと、なんとイベントで貸切。残念。せめてSNSで告知してくれたらよかったのに。あぁ、いなり寿司食べたかったな。
何を食べようかふらふら歩き、たまたま見つけたお食事処へ。うどん、そば、天ぷら、丼など京都らしいお店だ。
早朝から活動してもうお昼すぎ。登山もしたからここはガッツリ「豚バラ丼」をチョイス。お肉柔らかくてほろほろ。味もしっかり染み込んでいて、ご飯との相性抜群!お漬物と赤出汁のお味噌汁付き。
厚焼き卵が三切れも入っていて、いなり寿司を食べられなかった気持ちもお腹もすっかり満たされた。
今年は京都一周トレイルをヒントに、周辺の山と街をつなぐハイキングも楽しみたい。
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