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【須磨アルプス】スリルと縦走気分を満喫

急な岩場を歩く「馬の背」で有名な須磨アルプスへ。
今回は、JR須磨駅から板宿駅まで電車でつなぐルートを選択。

JR須磨駅のホームから

駅を降りると目の前に海が。潮干狩りしたい気持ちをおさえて、登山道へ向かいまずは鉄拐山ピークを目指す。

鉄拐山の山頂から

山頂は開けていて、神戸の街並みはもちろん、大阪湾も望める。まだ予定ルートの半分も歩いていないのに達成感でいっぱいだ。急な階段を下りて次のピークへ。

途中にある「おらが茶屋」ではランチやケーキを味わえる。建物は高台にあり、3階の展望台からの眺めも絶景だ。今回はおにぎり持参なので、トイレ休憩だけして通過する。

階段で一気に高度を下げ市街地を抜けて進む。途中にイオンがあるので、食べ物や飲み物を補給したいときに立ち寄っても。

ここから階段地獄のスタート。所々、設置されたベンチで休みながらゆっくり登っていく。手すりがあるからまだましだが、足にはけっこう堪える。

400段の階段をひたすら登り「栂尾山(とがおやま)」の山頂に到着。展望台からは、海も街も見下ろせて風が心地いい。ベンチで休みたかったが、先客がいて空いておらず。断念して先へ進む。次はいよいよ馬の背だ。

名勝「馬の背」

馬の背は、思っていたよりすごい迫力。でも鎖をつかんで登るような危険箇所はなく、階段もあって歩きやすい。両サイドは崖だから注意しないといけないが、高度感を味わえてまさにスリル満点。

よじ登ったり、片側が切れ落ちていたりと、須磨アルプスと呼ばれる理由がよくわかる。花崗岩が風化して滑りやすい道を慎重に進む。ここで転んだら一大事だ。

無事に通過し、木陰を探してようやくお昼休憩。腰を下ろして、朝にぎったおにぎりをほおばる。汗をたくさんかいたから、梅しそ味が身にしみる。「おいしい、おいしい」と何度も言いながら、うれしそうにおにぎりを食べる夫。ひんやりした風が心地よく、火照った体を冷ましてくれる。

英語で書かれた道標も。

お腹も満たされ、あとは下山するだけ。ここから先は急な箇所もなく、ときどき階段を使ってゆるやかに下っていく。

板宿八幡神社

神社に到着し、境内につながる階段を下りて板宿駅に向かう。板宿駅周辺には商店街やショッピングモールなどがあり、多くの人でにぎわっていた。
駅から駅をつなぐハイキングは、ちょっとした縦走気分を味わえる。もっと体力つけて、今年もテント泊登山するために、定期的に山歩きをしよう。

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