別れに涙はつきものなようで
先日、元彼と完全に縁を切った。繋がっていたSNSをすべて切った。
手紙を交換していた仲のため、これですべてまっさらになったというわけにはいかないが、一応連絡手段は切ったつもりだ。
最後と決めていたあの日、久しぶりにたくさん返信をした。最後の優しさってやつなのかはわからない。でも、そんなことをしてしまったからか、離れがたいというよりもタイミングを逃してしまった。
日付が変わるまでには終わらせないと。気持ちが焦り始めた。
元彼の返信に驚いた。特にそんなそぶりは見せていなかったはずなのに
「離れていきそうで怖い」
と来る。ばれた!!と思って本当に焦ったのを覚えている。
私の行動を見透かされたようだ。付き合っている時もこんなことがあった気がする。好きならばわかるのか、私は変化に弱いが、変化に気づきにくい。
さて、別れの話をしよう。結局別れる前に最後に声を聞きたいよと言われ、最後の通話をした。内容は、本当にないようなものだった。
泣いてしまった。ずっと離れると決めていたのに、いざ離れるとなると涙があふれてきた。あなたのことが好きだった。
それだけは本当だった。
と言っても、通話をし終え、ブロックをして少しすると涙は止まった。
そして、彼のいない生活が始まった。
でも、そんなに日常は変わらないものだ。
私は私らしく、これからも生きていく。
だからどうか、つらいこと、しんどいことがあっても
死なないでほしい。最後のお願いだ。
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