見出し画像

酔い酒、酔い魚「亀山学」さんで一献

 以前は夜は一見さんお断りながら昼は一見さんでも伺うことができたものの、現在は昼夜問わず一見さんお断りになった「亀山学」さん。酒友Mさんが予約をとってくださったおかげで初訪問が叶いました。ありがとうございます。
 単品メニューや夜定食メニューもありますが、昨日はお任せお料理と日本酒3時間呑み放題で8800円のコースをいただきました。日本酒呑み放題と言っても、そんじょそこらの日本酒呑み放題ではありません。日本酒好きの店主さん選りすぐりの日本酒を呑み放題なのです。私は期待でどきどき、肝臓君はひやひや。

宴のスタートです

 飲み干すと、順次後ろの巨大日本酒冷蔵庫から美酒が出てきます。最初にテーブルに並べられていた約20酒は全てきかせていただきました。
 冷えたやわらぎ水が一人につきピッチャー1つ、お猪口2個なのも嬉しいところ。それもあってべろべろになることはありませんでした(当社比)。多分、同じ話を繰り返しするという愚行には及ばなかったはず。はず、と思いたい。

 そこはそれ。

野球、サッカー、競馬グッズが色々と

一見さんお断りといっても、店主さんお一人でされており対応ができないことによるものなので、一緒に座ってお話くださったり、とても気さくで楽しい方でした。

突き出し4品
まずは吉田さんと倉本さんを呑み比べ
ナマコ大好き
十石の春ラベルは初です

なんかピンクラベルって今年あまり見なくないですか?と酒友さんと話していたら、

「いや、例年通りありますよ」と店主さん

酒屋さんに行っても定番品にしか目がいっていなかっただけでした。。。不動、流輝も後程いただきました。ちょっと甘めで、春らしい可愛らしい味わい。

醸し人九平次の限定品もいただきました

さすがの美味しさ。

ちえびじんをピンクラベルと黄緑ラベルで呑み比べ

洋梨っぽい香りがしますね、

ひとめで富山産と分かる大ぶりの蛍烏賊

ぷりっぷり。

いくらもいただきました

痛風なんか怖くない。

生牡蠣~!
大倉 水もと 純米無濾過生原酒

大倉さんのラベルはシンプルか癖が強いかなイメージだったので、お洒落で驚きました。水もとのしっかりした味わいと厚みが鯨のお造りとがぷりよつ。

あら玉
流輝

奇跡的にまだ写真がぶれておりません。

こく、しっかり、がっつり系を呑み比べたり、
七田で落ち着いてみたり

菊姫はブランデーのような芳醇な味わいでありました。

三重の丸彦酒造さんの本醸造にごり酒

こういう一本買うと家では持て余しがち(味が変わってしまいがち)なにごり酒を色々と試すことができたのも楽しかったです。

くじら

生にんにくをのせていただくと高知気分。

象ラベルは山形正宗の「いねぞー」です

稲から造られるので稲造=稲象。

上喜元、くどき上手、米鶴

こちらのくどき上手はお父さんだと思いますか、Jrさんだと思いますか、などとあーだこーだ喋りながらひたすら呑みます。

お刺身盛り合わせ(一人前です)

一人前とは思えない量、そして分厚い。

七田も進みます
島根の田部竹下酒造さんの「理八」の呑み比べ

存じ上げない蔵だなと思ったら、色々と経緯があって田部竹下酒造さんとなったようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。
手抜きではありません。

蟹も一人一尾

足は生、味噌と胴体(?)の身は焼かれていて、生蟹肉をまずはそのまま。

甘~い。

次は味噌をつけて。

これぞ酒泥棒。

 人がほぐしてくれた蟹ほど美味しいものはないと言ったのは、海原雄山だったでしょうか。魯山人だったでしょうか。

 もちろん、ご両名ともそのようなことはおっしゃりません。

きゅー。
ほわんとサクランボのような甘さ
仁井田さんのにごりもいただきました。
飛露喜と而今も出てきて、さあ大変

 ノンストップで酒のことを語り、呑み、食べた至福の3時間でした。
 いや~本当に美味しく、楽しい時間でした。酒友さん、大将、お付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?