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ベトナムの”ゴールデンウィーク”は海で遊ぶぞ!

日本より祝日が少ないと言われるベトナム。
そんな中4/30は南部解放記念日、5/1はメーデーと連休になることが判明。前後の土日を絡めれば、さながら日本のゴールデンウィークのように1週間ほどの休みが取れる。
これはもうどっか行くしかない!

4月~5月のベトナムは乾季の終わり。
年間通して最も熱いシーズン。
そこで旅行先のテーマはベストシーズンの”海”!。
まずはベトナムの海リゾートを楽しめる候補を調査。

①ダナン(Da Nang)
中部の沿岸都市。日本からの直航便も就航し、近年注目度が急上昇中。
数キロに渡る白砂ビーチとベトナムの中でも安い物価、周辺のホイアン(Hoi An)やフエ(Hue)などの観光都市も魅力。”ダナンタイム”と呼ばれるゆったりとした時間が流れており、さながらハワイの雰囲気らしい。

②ニャチャン(Nha Trang)
南部よりの沿岸都市。ベトナム最大の漁港でもある。
ホーチミンからのアクセスも良く、ローカルに絶大な人気。ベトナム人には「海に行きたい」と言うともれなく薦められる。遊園地や泥温泉、周辺には軽井沢の様な避暑地で人気のダラット(Da Lat)がある。

③フーコック(Dao Phu Quoc)
カンボジア国境近くにある一大リゾートアイランドで”東洋のハワイ”。
ベトナム最大の財閥系ディベロッパー:ヴィングループが開発していて、ギネス認定の世界最長ケーブルカーや巨大ショッピングモール、各種アミューズメントパークなどがある。

④コンダオ諸島(Con Dao)
ホーチミンから南の洋上にある”ベトナム最後の秘境”。島内にベトナム戦争時まで使用されていた収容所がたくさんある”地獄の島”だったが、近年は国家プロジェクトで観光地として整備され始めている。

今回はとにかくキレイな海でシュノーケルがしたい!ということで、③か④の島を目標に。
というのも、ベトナムは日本のように河川が多いが、その川はお世辞にもきれいとは言えない…。残念ながら工場や生活排水が垂れ流しの場合も多いので、沿岸地の海はあまり期待できない。実際①や②でシュノーケルとなるとボートで離島に足を延ばすのが良いらしいし。

島に行くとなれば必要なのは航空券。
ということでフーコックとコンダオの価格をチェック。
ちなみに、フーコックにはベトナム航空とLCCのベトジェットが飛んでいるが、コンダオは基本的にベトナム航空のみ。(LCCのバンブーエアラインも飛んでいるらしいが、バンブーは正規HPから何故か予約画面にたどりつけず断念)

ホーチミンからフーコック行はベトジェット、コンダオ行はベトナム航空で調べた所、2024年4月時点での価格ではどちらも往復350万ドン(¥22.000)/人くらい。
ここで気を付けたいのはベトナム航空は年間ほぼ値段据え置きだが、ベトジェットは変動が激しい。1か月ずらすと半額近く値段が下がるフーコック行き…。どうやら年間で一番のハイシーズン料金の様だ。
旅のテーマが”お得”の我が家にとってコレは厳しい。

これはコンダオかな~と思い始めるも決めきれない。
それは事前情報によるとコンダオには本当に”何もない”ということ。
島の大半が国立公園で、観光地化されてきているのも最近の話。数年前までは外国人が行くようなレストランもほとんどなく、もちろんフーコックのような遊園地やウォーターパーク、巨大観光施設などもない。
時間を持て余すかもしれない…と危惧するアクティブでフッ軽、体力無尽蔵な元バッパーな相方。だが、私達ももうアラフォー。そろそろガツガツ行程を詰め込む旅からビーチで一日寝て過ごす欧米人のような旅のスタイルに移行したいところではある。

そんな風に迷っている間にコンダオ行きに若干の直前割引がかかった。(2人分で50万ドン:¥3000くらい)
「これは呼ばれている」とコンダオに決定!
そうと決まれば次は宿泊先だ。


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