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【#3】ベトナムで1番きれいな海/コンダオ諸島 ~ベストビーチを探して~

ベストビーチを探しに

2日目の朝。本日も快晴。
今日は一日海遊びをする。レンタルバイクの機動力を生かし、島を一周しつつ自分たちのベストビーチを探しに行こうと思う。
コンソン島の面積は約52㎢。以前バイクで巡った八丈島より小さい。島を一周するだけなら2時間程でまわれてしまう大きさだ。

私たちのビーチの楽しみ方はシュノーケリングに尽きる。
小さい頃の愛読書は魚類図鑑だった私。海と海洋生物がとにかく好きなので、天然の水族館とも言えるシュノーケリングは時間を忘れて没頭出来る大好きなレジャーだ。国内でも海外でもチャンスさえあればシュノーケリングを楽しんでいる。というか、夏はシュノーケリングを目当てに旅先を選んでいる所が多い。

やり始めの頃はツアーに申し込んでいたが、途中からはギアを買い揃え自分たちで好きにポイントを巡るようになった。
ツアーで貸し出されるギアは安物でゴムが劣化してしまっているものも多く、マスクが痛かったりすぐに水が入ってきたりする。そのうえ相方は当時軽めの潔癖症だったので、誰がくわえたか分からないマウス部分を使うことに抵抗があった。さらには一匹のお気に入りの魚を見つけては、ひたすらにその魚を追いかけているような楽しみ方をするのにツアーの限られた時間と指定範囲だけではどうにも堪能しきれない。

シュノーケルとマスクは必須だが、フィンは重くてかさばるので持参したりしなかったり。怪我と日焼け防止に上下長袖のラッシュガードはマスト。あとマリンシューズとマリングローブも必携だ。
つまり全身、顔以外の場所は全てカバーする海女さんスタイルで臨む。
今日は一日水着のまま、気の向くままビーチを求めて島を回る。この気候ならば濡れてもすぐに乾くし、バイクならば多少濡れたままでも移動できる。

もちろん自己責任で楽しむことは危険性も高い。自分の体力や泳力を過信せず、海流などに十二分に気を付ける必要がある。
”決して無理はしない”を合言葉に、海で自由に遊ぶ。魚たちとの一期一会の出会いを楽しんで、海流の温度の違いに驚きながら自分なりのベストスポットを探す。身一つで海に入り、ほんの少しの時間だけお邪魔させてもらっていると徐々に魚たちの表情や個性が見えてきて、自分も少しだけその一員になれたような気がしてくる。まさに「Under The Sea」で「Part of Your World」。リトルマーメイドほど優雅に泳げはしないが、いつも身にまとっている鎧がほどけるような浮遊感がある。それがシュノーケリングの楽しみ方だ。


Orson Hotelのプライベートビーチ

まずは宿泊先であるOrson Hotel(オーソンホテル)のビーチを楽しもう。
引き潮のタイミングか、昨日とは打って変わって砂地が出ている”ビーチ”らしい姿だ。
ホテルのビーチだからこそ、ビーチチェアやビーチタオルも使用できるし、海上がりにはシャワーやプールで潮を落とすことが出来るのが有難い。

午前中であれば子どもも安心して遊べる

ビーチは遠浅で、しばらくは歩いてジャブジャブと入っていく。水深が腰を越えた辺りでマスクを着けシュノーケリング開始。
白砂が舞うことも無く透明度は申し分ない。水面近くにキラキラと輝く小魚の群れがあちらこちらにある。鰯だろうか、魚種は分からないがとにかくきれいだ。スパークリングな魚たちに歓迎されているような気分になり笑みがこぼれる。

まっすぐ沖合に泳いで行って、ちょうど左右に突き出した岩場の切れ目あたりで海の色がエメラルドグリーンから深い青へと変わる深さになる。底は見えるが足はつかないくらいの深さだ。
深さ的にはまだまだ行けるが、この先は海流が読めないのでこの辺りを越えないように気を付けよう。


はじめましてボス!

ビーチ正面にはキラキラ小魚以外見当たらないので、他の魚を探しに右側の岩場の方に泳いでいった。すると底には大量のサンゴが。さすが南国の海。
ただ色とりどり…ではなく、ベージュ一色。砂か何かが全体的に堆積しているようだ。少し掃ってみてみたい気もするが、万が一サンゴを傷つけてはいけないので触らない。そんな小さめの枝サンゴ達を見ながら泳いでいると前方に何やら大きなものが見えてきた。

2畳近くはありそうなテーブルサンゴだ。こんな立派な大きさに育つまで、果たして何年の間ここにいるのか。やはりたくさんの魚が根城にしている。中には立派なサイズのものもいて、さながら海のコンドミニアムのようだ。
水深2mほどを潜って近づいてみると先端から小さな触手の様なものが突き出しているのが分かる。生きているサンゴ。元気な姿に思わず嬉しくなってしまった。彼をこのビーチのボスと呼ぼう。帰り際にもう一度挨拶に来ようと思いながら岩場へと進路を取った。

魚はやはり岩場にいるものだ。岩場に着くと待ってましたとばかりにカラフルな魚たちが視界に飛び込んできた。
ニモらしき縞模様に真っ青なスズメダイ。ベラ系は多種多様なカラーリング。チョウチョウウオはやはり見つけると嬉しくて追い回してしまう。


左側は危険地帯

右側の岩場を堪能して、今度は反対側の岩場に向かう。
陸地から見てる分には同じような岩場に見えたが、その様相は全く異なっていた。岸壁に沿って岩があった右側と違い、こちらは岩礁地帯になっている。ゴツゴツした岩の間を波が通る為、流れが強く体を持って行かれそうになる。
魚たちも岩陰で必死で耐えている為、観察はしやすいが岩に掴まって揺さぶられながら体を保持しないといけない。
緊張感と体力の消耗が激しく、一度海面の上に出ている岩の上に座って休憩することにした。

海の上から岸辺とホテルを眺めると、同じ景色のはずなのに見る方向が違うだけで違う景色のように見える不思議な感覚だ。
海側の住人になったような気分でまどろむも、少しずつ水位が上がってきている気がする。同じ場所でも水深が深くなるほど潮の影響を受けやすくなる。時計は見ていないが1~2時間ほど楽しんだ。もう十分だろう。
そろそろボスに挨拶して引き上げるとしよう。


目指せ自然遺産

ここはきれいな海だが、残念なのはゴミだ。
袋や容器からストローなどにいたるまで、たくさんのビニールゴミが海中に浮いている。
付け焼刃かもしれないが、海を楽しむ礼儀として拾うようにしている。目につく限りを拾い集めて小さめの袋がいっぱいになってしまった。
ゴミ箱がビーチに設置されているのでそこに捨てていく。

コンダオは有名なウミガメの産卵地なので、ゴミを見ると胸が痛む。
それでなくとも、こんなにきれいな海の中にあってゴミの存在は異質でしかない。この先この島もフーコックの様に開発されていくことだろう。政府は自然・環境保護に力を入れているようだが、ゴミ捨てに関するモラルがまだまだ低いベトナム。「ゴミはゴミ箱に」を徹底して、ゆくゆくは世界遺産登録を目指してほしい。ウミガメだけでなく、ジュゴンも生息するこの島にはその価値があるはずだ。


ツーリングでめぐる桟橋とギャンブル肉まん

ホテルに戻りチェックアウトを済ませて、荷物を預かってもらい、水着のままバイクで左回りに島を北上する。
島の中心部はナショナルパークになっていて、北側の外周はぐるっと沿岸部を走る道はないようだ。とりあえず、道に沿って走ってみる。

走り始めてすぐ、海側に突き出た桟橋が見えた。近づいてみると小型船がいくつも泊まっている。漁船の様にも見えるが、どうやらここから海上レストランへの送迎船が出るらしい。
対岸の無人島は「Hon Ba」。「Hon」は「島」という意味なので、バー島になるだろうか。島に挟まれた内湾の入江は波の影響を受けにくいのだろう。多くの小型船がゆったりと漂っていた。この時間はあまり客もいないようだ。
なんだか時間の流れがここだけ違うような錯覚を起こすほど、ゆったりとした時間が流れている。

対岸に見える無人島
たくさんの船影の奥がフェリーターミナル

さらに走ると、今後は立派な入口ゲートに駐車場やお店がある大きな桟橋があった。地図上ではMai Linh Ferry Serviceとなっている。ここがどうやら旧フェリーターミナルだろう。
”旧”とはいっても、たくさんの人でごった返している現役感。市街地中心部にある新港は閑散としていたので、時期的な潮の流れの問題で今はこちらで発着しているのかもしれない。

フェリーが接岸する桟橋の付け根には大きな待合スペースの建物があって、その前でひっきりなしに大型のツアーバスに乗り降りしている。外国人などいない超ローカルプレイス。飛行機ではなくフェリーで来るベトナム人はとても多いようだ。

いくつか飲食店もあるが、そのどれもがローカル色の強い店構え。
せっかくなので何か飲み物でも飲んでいくことにした。店先に座ってとりあえずは安定のTra tac(金柑ティー)。小腹が減っていたのでバインミーでも食べようかと思ったが、ハエが…躊躇するほどにいる。

横にあるコンビニにあるような蒸し器に入った肉まんなら大丈夫だろうと頼んでみることにした。ベトナムでも肉まんは至る所で売っている人気商品。日本の物より2倍近いボリュームがある。1つをシェアしようと半分に割って驚いた。中身は豚ひき肉の餡にうずらの卵入りと普通なのだが、なんだか軽く糸が引いている。これは…大丈夫なやつだろうか…。レンコンの糸にも見えるが少し不安になった。軽くかじってみると味は問題ないようだ。薄味だが、普通の肉まんの味だ。
周りの人も食べているし、外国人がこれを1つだけ頼んで丸々残すのも印象が悪そうで残しづらい。きっと大丈夫だと言い聞かせて食べきった。
結果、大丈夫だった。ギャンブルに打ち勝ったようだ。
その後とくにお腹を壊すことも無く問題なかったが、今後しばらくは肉まんから足が遠のきそうだ。


ONG CAUビーチ

道をさらに北上すると標高があがり崖の上になった。
ここまで来ても道路状況は良好。きれいな舗装で走りやすい。崖上海側に椅子を並べた景色の良いお洒落なカフェが数件あったが、炎天下の日差し故か客は全く入っていなかった。

フェリーターミナルから分岐の無い一本道を走り続け、ふと左側にBEACHの看板を見つける。ナショナルパークとのちょうど境目にあたる場所だ。
道端にバイクを停め、様子を伺ってみると小道を下った先にONG CAU BEACHというビーチがあるようだ。これはすごい秘境感とアドベンチャー感がある。
もしやとんでもない穴場ビーチを見つけたのではないかと思い、ワクワクしながら小道に入っていった。

入り口の看板
この道を下っていく

緩めの傾斜で獣道の様な林道は原生林そのままのようなジャングルだ。足元はサンダルでは厳しいだろうが、マリンシューズを履いているので問題ない。
シダ系の植物が多く、見たこともないような実がなっている木がある。あれは可食果物だろうかなどと考えながら、鳥たちの声を聴きながら下る。

ゆっくり歩いて5分ほど下るとビーチに出た。
管理棟らしき小さな建物はあるが人っ子一人いない。茶色が強めの砂浜に波はほとんどない静かな浜辺。手つかずの自然のままのビーチで、まるで無人島に漂着したような気分になる景色だ。一瞬「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスが脳裏を掠めた。

Ong Cauビーチ

だが、近づいて見ると海面にはゴミだけでなくオイルの様な油膜が出来ていた。船の燃料だろうか。残念だがとてもじゃないがここに入っていってシュノーケリングをする気にはなれない。

ビーチの右側に木の枝に吊るされた木製のブランコがあり、せっかく来た元を取ろうといい大人が遊んではみたが、まぁ何と言うか…。
残念な気持ちで来た道を戻ることにした。

※このビーチに入るにはナショナルパークで入場チケットを買う必要がある。


ジュゴンに会えるコンダオ・ナショナル・パーク

島の西側をぐるりと回り、内陸部へと下っていく道を走るとナショナルパークの入り口に着く。
複数の建物があり分かりづらいが、チケット売り場のあるビジターセンターの様な建物がある。
ここで各種ツアーの予約が出来ると聞いていたのだが、中にいるスタッフに聞いてみると今はやっていないとの事。
チケットを買って、国立公園内に入っていくとビーチもあるようだが距離がとても長そうだ。「ちょっとビーチへ」ではなく、往復数時間のガッツリとしたトレッキングになりそうなので断念。
水と缶ジュースだけ売ってもらう。

チケット売り場の入り口

建物に向かって右側のベンチの向かいにミニ博物館のようなスペースがある。
小さな展示スペースだが、レプリカではなく本物の標本が無造作に並べられていて、その内容がすごい。ジュゴンの骨格標本にホルマリン漬け、ウミガメのはく製に各種貝類、魚類、植物標本がある。

ジュゴンの骨格標本

絶滅危惧種に指定されているジュゴンの雌雄標本の本物がこんなに真近に拝める場所は世界でも数少ないだろうに、展示の仕方が無造作なのがすごい。
説明は英語でも記載があり、左が2004年に収集されたオスで、右が2019年に収集されたメス。ともにコンソン湾にいた個体らしい。
オスが170㎝でメスが190㎝、体重は共に120㎏とある。見るからにサイズが違うのに重さは同じなのか…と説明文の正確さを疑ってしまうが、他に来場者もいなくかぶりつきで眺めるジュゴンは迫力満点だ。鼻のひげから口内の歯列まではっきりと見える。

コンダオには「ジュゴンと泳げる」と謳ったツアーもあるようだが、遭遇率はかなり低いだろう。それなりに沖合に出なくてはいけないだろうし、ダイビングならあるいはチャンスがあるのかもしれないが、現在は本当にごく少数の個体しか生息していないらしい。
2007年にはコンダオリゾートホテル前の海辺に3頭のジュゴンが現れたとニュースになっていたほどだ。

だが、この視界の海のどこかには確実にこのジュゴン達がいるのだと思うと何とも言えぬ興奮というか畏敬の念のようなものが込み上げてくる。

保存液の少なさが心配になるジュゴンの標本
ドンと置かれた亀のはく製
貝類の展示 シャコガイは先程の海中でよく見かけた

展示室の奥にラックを見つけ、何だろうと覗いてみると木製のケースがぎっしりと収納されている。施錠はされておらず、特に触ってはいけないとも書かれていないので一つ開けてみることにした。

中身は本物の植物標本。NHKの朝ドラで見たものにそっくりだ。とても丁寧に、重厚な木箱にクッション付きで保管されている。説明書きがベトナム語なので内容を理解できなかったが、学名や採取年月日らしき記載がある。
とてもアカデミックでテンションが上がった。時間が許すなら一つ一つ中を改めたかったが、相方が飽きてしまったので名残惜しくも後にすることにした。

このスペースは扇風機はあるものの、半屋外なのでとにかく暑い。眺めている間にとめどなく汗が滴るが、好きな人には楽しめるとても良い博物館だった。入場料も無料。

植物標本の保管庫
牧野富太郎博士が作った標本もこんな感じだろうか



LO VOIビーチ ~果てしなき遠浅~

ナショナルパークから南下するとちょうど市街地中心部に出る。
一度オーソンホテルに預けていた荷物を取りに戻り、この日の宿にチェックインを済ませてから次は初日に海水が熱すぎて驚いたLo Voiビーチへと向かおう。

時刻は16:00過ぎ。空がパステルオレンジに染まり始めている。
数組の先客が海に入っているのが見えたので、恐る恐る足を入れてみると…ぬるい。良かった。これならば泳げる。

中心部から近いのに人の少ないLo Voiビーチ

ジャバジャバと掻き分けて海に入っていくも、いつまで経っても水深が膝を越えない。100m過ぎ、200mほど来てもまだ膝あたりのまま変化がない。
こうなってくると、はたして何処までこの遠浅が続いているのかが気になり、さながら行軍の様に突き進んでいく。

ふと、こんなに浅いままならカメラを持ってきても問題ないことに気づいた。これなら海上からとても良い写真が撮れるはずだ。公平なじゃんけんの結果、相方がバイクまで引き返してくれることになった。
私はそのまま行軍を続け、途中マスクを着け海中を覗いてみるも、時折海藻のかけらが見えるだけで生物の気配を感じない。

すっかりお荷物と化したシュノーケリングを手に持ったまま無我の境地で歩き続けていると相方が戻ってきたが、その手にはカメラがない。
聞くと戻る途中、振り返った時に私の姿が見えず大声で呼びかけたが反応が無かったので急いで戻ってきたとの事。ちょうどマスクを着け漂っていた時だったのだろう。もう一度戻る体力は無いので、そのまま2人で行軍を続ける事にした。

岸辺から400m近く来ただろうか。左側の半島に切っ先に近づきつつあるが、まだまだ泳ぐにも満たない水深のままだ。
この果てしなき遠浅。色んな場所で海に入ってきたが、こんな所は初めてだ。もはや遠くの海上に見える親子亀の様な島まで歩いていけるのではないだろうか。戻りの体力を考えるとこれ以上行くのはしんどいので、ここらで引き返すことにした。

親子の亀のような島は無人島

浜辺に戻り砂浜に座りながら夕景を眺める。だんだんと空の赤みが濃くなってきた。どうやら夕日は島の反対側に沈むようなのでサンセットは拝めないが、泳がないで済むこの遠浅の海に入って日暮れの時間を過ごすのはかなりオススメだ。他では出来ない希少な体験に、良い写真も撮れることだろう。人が少ないので穴場とも言える。

カップルで来れば素晴らしいデートコースになる。実際ベトナム人の若いカップルが手を繋ぎながら海に入っていった。絵になる事この上ない。
だがベトナム人は基本的に普通の服で着衣のまま海に入るので、手を繋いで進んでいく2人の姿が入水心中の様に見えてしまうのは私がサスペンス好きが故だろうか…。仲睦まじいカップルならば、こんな失礼な邪心は聞き流してくれることを願おう。

3か所のビーチを巡ったが、結局オーソンホテルのビーチ以外ではシュノーケリングを楽しむことは出来なかった。

折角気張って一日水着のままで過ごしたのに残念な気もする。だが、こんな風に全部が上手く行かない方が実は良い思い出になったりするのが旅の良い所だと思う。
事前に行先を全て決めてタイムスケジュールを組んでしまうと、その予定を消化することに終始してしまいがちになる。行き当たりばったり、通りしな目についた所に立ち寄ると予期せぬ発見があったりもする。そんな出会いに時間制限を付けずに楽しむ。実際今日は今日で何だか十分楽しかった。
これでいいんだよなと思わせてくれる美しいLo Voiの夕景だった。

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