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身体に合わせた住環境整備、施工のもろもろ

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身体に合わせた住環境整備の細かい技術など リフォーム、福祉用具周りのプロの皆様だけでなく、DIY派のあなたにも
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記事一覧

痒いところに手が届くドリル?! ~改造家ツール ピックアップ②

日曜の寛ぎネタに何を書こうかと、ハンモックの上でだらだらかつ真剣に考えていたら、転がって…

あと一歩を何とかする工夫 ~下地のない階段端部の、手すり延長技

こちらの仕事の主戦場は、建物に手すりを取り付けることである。住環境整備において、介護保険…

上吊り&指一本で開け閉め ~開き戸を引き戸にする方法 ②

既存のドアをそのまま使って、引戸にできないかな?という願い、実はわりかし簡単に叶えられま…

扉に邪魔をされない暮らし ~開き戸を引き戸にする方法 ①

室内の開き戸が引き戸であればいいのに、と思うのは、何も障害や高齢に伴って発生する話だけで…

飛び石をカッコよく弄る ~見た目をより良くする拡幅&段差解消

ヘッダーの写真が今回のご相談(BEFORE)です。 こういう、御影石の飛び石って時々出会います…

合わせ技一本!で上まで届ける ~階段昇降機と段差解消機のコラボ芸

二階での暮らしに慣れている方でも、いつかは脚での階段の昇降が難しくなるときがくる。赤子が…

長い距離を飛ばす手すり ~取付不可能?の救世主

手すりがほしいところに下地が見つからない。これ、現場調査では結構ある話である。特に収納が絡む場合と、古めの日本家屋の場合。 前者は柱の間が扉だったりするので手すりをつけると開閉に難がある、ということになるし、扉の両端にしかそもそも下地がない、つまり場合によっては1.8m先まで金具を止められるところがない、という問題。 後者は、真壁というつくりのため、柱が見えてはいるんだけど、その間隔がそもそも1.8mであり、その間が塗り壁である場合。塗り壁は竹小舞という下地だったり、ラスボ

Too Hard To DIY  ~手すり付け、自分でやりたい皆様への挑戦状

手すりぐらい、自分でつけられるよ。とおっしゃる利用者さん、時々おります。大工さんや、職人…

ツルツルの洗い場、どうにかしたい ~床材変更のギリギリを攻める

悩み多きお風呂周り、洗い場床の仕上げについてのお話です。 古いお風呂だと、どうしても防水…

けっしてアレではございません ~福祉用具の隠し技 ③

本日こちらに取り上げたるは、トップ画像の貸与品の手すり。手すりです。 パナソニックさんか…

光れ!テレビドアホン ~安心と安全のための機能もろもろ

高齢化が進んだ国では、そんな高齢の方々をターゲットとして商売を行うのも、その数を考えると…

微かな残り香、鮮烈な芳香 〜ひのきやひばの底力

室内の手すりをつける時には、必ずビスを打ち込む前に下穴を開ける。 そうしないと、奴らは木…

オールドタイプの復権 ~古いお風呂でもなんとかする

元祖ニュータイプの方が派手にやらかした今週ですが、そんな理由で本日はオールドタイプの話を…

ベッドと照明のスイッチ ~ドイツ将校的な、怠け者の真骨頂

寝床に入って、電気を消そうとするとき、皆さんはこれまでの人生でどんな工夫をしてきただろうか。 たとえば、天井にぶら下がる引き紐付きのペンダント照明なら、布団から出ないで操作できるように、紐をながーく延ばしてガチャガチャやってみたりしたのではないだろうか。輪ゴムをつなげたやつなんかでやると、離したときに勢い余って先端のオモリがサークル蛍光灯にバチーンとあたって肝を冷やしたり。 同意された皆さん、たぶんアラなんとかと呼ばれる世代より上だと思いますが、親近感しかありません。