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2022年度 4月のギフトボックス②りんごセット

※この記事で紹介している内容は2022年度のものです。

こんにちは、おはぎです!
引き続き、4月にお届けするギフトボックスの
中身をご紹介。
今回はりんごセットについて。

4月のりんごセット

りんごセットの今回の内容は、
・シードル
・りんごジュース
の2つ。
中でもシードルを作ってくださった
Pink Orchardsの木内美佳さんをご紹介します。

未経験からの挑戦

木内さんはプルーンを中心とする果樹農家さん。
5年前に家族で余市町へ移住し、
新規就農しました。

木内さんが目指すのは、
果樹栽培では難しいとされる自然栽培。
経験のない自分たちでもできるものを、
と探していたとき、
『余市ってりんごなんだよね』
という言葉でひらめきます。

「りんごって普通に食べるものは
農薬を使わなきゃいけないけど、醸造用だったら
見た目も気にしなくていいんじゃないかなって。
余市とりんごとサイダーが繋がった」

多くの壁にぶつかりながら醸造用りんごの
苗木を手に入れ、接ぎ木をしながら増やす一方で
シードル作りを学び、
2020年には地域のリンゴを使った
自家醸造への挑戦も始めました。

Pink Orchards 木内美佳さんの
シードル「RIVER&FIELD 2020」

そうして出来た、
Pink Orchardsとして初めてのシードルが
今回の「RIVER&FIELD 2020」です。
6品種のりんごを原料とし、
添加物を使用せず
自然の力で育てたシードルです。

伝統を引き継いで

厳しい北海道の気候では苗木の成長もゆっくり。
昨年ようやく、10個の醸造用りんごを
収穫できたそうです。
「りんごって時間かかるから。
だけど今年は採るぞって。気後れもしてるんだけど、言っちゃってるし」

自分で栽培した自然農法のりんごで
シードルを作る。
木内さんの挑戦は、
余市で伝統的に栽培されてきたりんごを
新たなかたちで引き継いでいくものだと
思います。
その第一歩が、このシードルなのです。