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【短編小説 #27】お父さんの想いがつまった手紙

※このお話はフィクションです

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木曜日の朝 9時55分

「もしもし店長ですか?すみません。先ほど食い逃げが発生しました。車のナンバープレートを見ることが出来たのでメモは取りました。」

電話の声はパートの田村で、やや興奮気味の声であった。
店長の西田はまずは田村が落ち着いて話ができるかどうか確認することにした。

「わかりました。今日は何曜日でしたっけ?」

「えっ、今日ですか。店長、今日は木曜日ですよ。」

田村は不思議そうに返答した。


西田は田村が冷静に対応できていることが確認できたため、これからの指示を出すために、まずは現状について確認することとした。

「木曜ですね。ありがとう。その食い逃げですけど、お客様のテーブルは片付けずにそのままにされていますか?」


「はい。」
田村は冷静な声でそう答えた。

「最終バッシング(後片付けのこと)はせずに、あとは食器類にも触れないようにして警察に電話をしてください。警察といってもいつも忘れ物を届けている交番でいいです。電話番号は電話機の横にかかっているリストの上にあります。」

「今からすぐお店に向かいます。10分くらいで着くと思います。田村さん、ランチタイムまでに終わることが出来ていないものはありますか?もしあれば2番手(シフトで2番目に入るアルバイト)を少し早めに出勤してもらうようにお願いしますけど…。」

「店長、ランチタイムは予定のメンバーで大丈夫です。今日は平日なので、店長が浮いた状態で店内にいれば何とか回ると思います。」

「そうだね。わかった。じゃあ、今から出るよ。他のお客様は食い逃げがあったテーブルよりもなるべく遠いところにご案内するようにしてください。」

店長の西田は、電話を切るとスーツに着替えてお店へ向かうために車に乗り込んだ。


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木曜日の朝 9時


田村がいつものように入口玄関のドアを開けると、眩しいほどの太陽の光が床全体に入ってきた。

今日も無事に開店準備を済ませることが出来たことにホッとしている。

田村がパートをしているお店は人気店でもなく、オープンと同時に行列ができたことは1度もない。それでも開店前の準備に気が張るのは、田村の性格的なところもあるのだと思う。

明けたドアのぶにある札を「営業中」にすると駐車場を眺めた。駐輪スペースにお客様が落としたであろうレシートが落ちている。田村はレシートのゴミを拾い上げると、くしゃくしゃにして手のひらの中に収めた。

「また手を洗わないとだ」

田村は少し面倒くさそうに心の中でつぶやいた。

客席の手洗い場に備え付けてあるゴミ箱に先ほどのゴミを捨て、窓越しに反射してうっすらと映る自分の制服姿を見て、「名札も斜めになっていない」ことを確認した。

そのとき、珍しく1台の車が駐車場へ入ってくるのが見えた。

田村はササっと手洗いをして、飛び跳ねた水滴をペーパータオルで拭き上げると、来店を迎えるために入口付近で姿勢をシュッと伸ばした。

「いらっしゃいませ。1名様ですか?」

田村の元気な声が誰もいない店内に響き渡る。

お客様は田村に向かって右手の人差し指で「1名」のサインを見せると、ご案内されるのを待った。

田村はこのお客様はこのお店を初めて利用されるのだということを理解した。

田村は、「ご案内いたします。」というと幹線道路沿いに面した窓際のテーブルへお客様をご案内した。

「こちらになります。お冷はセルフとなっておりまして、あちらのドリンクバー中央にございます。ご注文がお決まりになりましたら、こちらのベルでお呼びください。」

田村は軽く会釈をして持ち場へ戻った。

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水曜日の夜 21時

中村弘之は旅行会社に勤めるごく普通のサラリーマンである。

あまり大きくない会社のため、営業以外に雑多なことも抱えていた。何よりもここ最近の旅行業界の景気は悪化をたどる一方で、中には資金繰りがまわらず倒産していく会社も少なくなかった。

弘之は会社の売上を少しでも伸ばすように種々の企画を提出するように命じられ、また外回りの営業についても少しでも数を増やすように上司から指示を受けていた。

「ただいま戻りました。」

弘之は誰もいない事務所にいつもの口癖でそう発してしまった。

シーンとした事務所でデスクの上には整理整頓されていない資料が無造作におかれている。弘之宛の郵便物も資料に埋もれないように丁寧に置かれていたはずなのに、いつのまにか資料の中に隠れてしまい、切手部分だけが見えているものもある。

外回りの営業日報を作成するため、まずは一息しようとインスタントコーヒーを入れようとした。

ところが瓶の中にはほとんど残っていなかった。棚の中を覗いても在庫もなく、仕方なく空っぽのコップを元に戻すとデスクへ戻った。

「ギギっ」

弘之の重量がかかる度にイスから油の切れた嫌な音がする。姿勢を変える度に鳴る音が静かな事務所で目立ちがちである。

営業日報を作成し、パソコンの画面を見た。

営業成績のグラフを見ても明るい材料は特になく、今月の目標にも数値がほど遠いことを示していた。弘之はしばらく考えこんだ後にパソコンをそっと閉じた。

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木曜日の朝 9時40分

「お待たせしました。モーニングセットAになります。ドリンクバーもついていますのでご利用ください。」

田村はお客様へそういうと、モーニングセットのお皿をテーブルにそっと置いた。 

「以上でご注文はお揃いでしょうか?」

田村はお客様の目を見ようとしたが、お客様は田村に目を合わせることもなく、「大丈夫、揃っています。」という感じで軽くうなずいた。

そしてお客様は重たそうな腰をあげると田村と目を合わせることもなく、お冷コーナーの方へゆっくりと歩いて行った。

お客様が目を合わせてくれないことはよくあることで、料理を持って行ったタイミングにお客様が何か考え事をしているときか、もともと愛想がいい感じではないお客様のときにはよくあることで、田村は気にしないようにした。

次のお客様が入店される気配もなく、田村は持ち場へ戻る途中に手洗い場から見える駐車場を見た。車いす用のスロープの近くに駐輪スペースがあるが、駐輪スペースの自転車のマークが消えるように1台の車が止めてあることに気づいた。

田村はここで働くようになって8年経ち、このお店の中では色んな事故やトラブルに遭遇してきたほうだ。

そういう田村にとって、今日のように変な場所に駐車されるお客様は初めてだった。

本来であれば駐車位置を移動してもらうようにお客様へお願いするのであるが、お客様がどっと押し寄せるランチタイムでもなければ、このお店自体が繁盛店でもないのだ。

それにお客様が食べているのはモーニングで、ドリンクバーでコーヒーを飲まれている気配もない。田村はこれまでの経験から、おそらく食べ終わったら長居することもない、そんな感じを受けたこともある。

そういうこともあり、特に車の移動をお願いはしなかった。

こういう平日のスロータイムは、消費期限や賞味期限をチェックするための時間でもある。

田村は持ち場へ戻ると、客席の様子を見ながら、チェック表のバインダーを片手に食材の期限チェックを始めた。繁盛店と違って、在庫の回転率が悪いので特に賞味期限というのは油断するとリスクを伴ってしまう。

期限チェックが終わり、客席の様子を見ると、あのお客様は顔をお皿に近づけ、猫背のポーズで食べている様子が確認できた。
 
田村はお客様とは会ったことも話もしたこともないけれど、その背中には哀愁が漂っており、元気の無さが伝わってくる感じであった。

開店時に田村が体いっぱいに浴びた眩しいほどの太陽の光とは真逆であった。

田村は期限チェックを終えると、今度は棚卸のための什器の数量のカウントを始めた。客席のコーヒーカップを数え終えると、デシャップカウンター(厨房から料理があがってくるところ)の下に収納されたカップを数え始めた。

奥にあるカップを数えるために中腰になると真っ暗闇の中からこちらを覗き込むカップと目があった。

「ボクらはいつ使ってもらえますか?」
田村に向かってカップがそうつぶやいているかのようだった。

ちょうどそのとき、バタンと入口玄関のドアが閉まる音がした。

風が強い日にドアが少し開いては閉まるということもある。田村は気になって棚卸のために数えている作業をやめ、客席を見渡した。そうするとあのお客様の姿が見えない。

田村は慌ててテーブルまで行くと、食べ残されたお皿が残っている。シルバー入れ(フォークやナイフなどを入れる容器)の下に挟んだ伝票はそのまま置かれている。

「トイレにでも行かれたのだろうか。」

田村はそう思って、トイレの方へ歩き出した。ちょうど客席の手洗い場の前を通り過ぎようとしたとき、駐車されていた1台の車がゆっくりとしたスピードで動きだした。田村は慌てて入口玄関から外へ飛び出した。

「お客様待ってください。お会計が…。」

田村の声は車に乗ったお客様には聞こえず、その車は走り去った。

田村はブツブツとナンバープレートの数値を繰り返しながら店内へ戻ってきた。

ほんの少しだけとは言え、全力で走ったので息切れしてしまい、思うように声が出ない。

「食い逃げが発生したから、店長に連絡を入れます。新しくお客様が入店されたらご案内をお願いできますか?」

厨房のアルバイトへそう伝えると車のナンバープレートのメモを片手に店長へ電話をかけた。



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木曜日の朝 10時20分


「店長、食い逃げがあったという連絡を受けました。状況を説明してもらえますか?」

店内のバックヤードにある一室で、警察官はそう言った。

店長の西田は、普段から挨拶をしている警察官だったこともあり、特に緊張することもなく状況を説明した。そして、車のナンバープレートをメモしていることも伝えた。

「今回、ナンバープレートも教えてもらっているので、いま照会中です。」
警察官をそう言うと、こう続けた。

「店長、田村さんから少し話を伺いたいのですが出来ますか?」

「はい。大丈夫です。その間は私が店内の対応をしていますから。」

店長の西田は田村を呼びにバックヤードから離れた。

田村は車のナンバープレートもメモ出来た安心からか、特に怯えた感じや食い逃げをされたことに責任を感じて落ち込むような様子もなく、普通に接してきた。

「店長、あれは絶対確信犯です。すぐに逃げるために入口の近くに車を止めていたと思います。あんなところに車を止める人はいないから絶対にお客様がほとんどいない時間を狙って来たと思います。」

田村はいつになく話しかけながら、バックヤードにいる警察官のところに向かった。

店長の西田は田村の残したナンバープレートのメモ書きを見た。そこには地元のナンバーが書かれていた。

「地元のナンバーで食い逃げするかな…」
西田は心の中でそう感じながら、納得いかない様子でそのメモが無くならないようにバインダーに挟んだ。

田村が戻ってきた。
「店長、車のナンバーから犯人がわかったみたいです。警察官の人が呼ばれています。」

「あ、わかった。ランチタイムまではもう少し時間があるから準備できていないことがあれば続きをよろしく。」
田村にそういうと西田はバックヤードへ向かった。

「店長、車の持ち主がわかりました。この近くにいるという連絡を受けました。警察官が事情を確認したら、飲食の代金を支払わずにお店を出たかもしれないと言っているようです。お店まで来てもらいますか?」
警察官は仕事としてキリっとした対応で、そう答えた。
 
「そうですね。お店に来てもらい、このバックヤードでお話できればと思います。」
西田はそう答えたものの、犯人を問い詰めてやろうとかそういう気持ちではなかった。それよりもモーニングという決して高くもない料理を頼み、そして地元のナンバーで食い逃げなどするのか不思議な感覚で仕方なかった。
 


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木曜日の朝 11時


その男は見知らぬ警察官に連れられてお店に来た。
西田はお店の裏口から目立たないようにそっと男と警察官を迎え入れた。

その男の第一印象は物腰の低い感じで犯罪者のようないかつい顔つきでもなかった。心なしか元気もなく、うつむいた様子で眼鏡の奥にある目は疲れた感じで、やや涙目にもなっていた。

「とりあえず、ここにお掛けください。」
店長の西田はそう言うと、その男にイスを差し出した。

警察官同士でゴニョゴニョと話をすると見知らぬ警察官は敬礼してその場を立ち去った。

沈黙が流れ、シーンとしている。

警察官が切り出した。
「店長、この方は店内で飲食して、お会計をせずにお店を出たことを認めてありますけど、被害届はどうされますか?」

「被害届?」
西田は一瞬戸惑ってしまった。

「まずは話を聞かせて頂ければと感じています。なぜ食い逃げをされたのかという。特に普通であれば駐車しないであろう入口付近の駐輪スペースに駐車されたのか…。」

西田は食い逃げされた怒りとかそういうものではなかった。なぜこの男は今このような状況になってしまったのか、そこが知りたいという気持ちの方が大きかった。

その男の名前は「中村弘之」。
旅行会社に勤めるごく普通のサラリーマンであった。特に仕事に忙殺され、また営業成績も悪く、よく考え事をするようになったということを聞かされた。
 
そして、この男は駐輪スペースに止めたことも無意識で記憶が思い出せないと主張した。お会計にしても財布を開き、お金が残っているので「どうやらお会計をしていない」自覚はあるという少し曖昧な自供であった。また、チェーン店として他の地域で利用したことはあったが、このお店は初めて利用したということも分かった。

店内の防犯カメラで録画された映像を確認してもこの男がモーニングを食べに来たところが映っていた。入店が確認できたので後は早送りをしての確認であった。やや記憶が曖昧なところはあるが、この男がこのお店で食い逃げをしてしまったという事実は疑いようがなかった。

西田は警察官にこう言った。

「色々と悩むことも抱え、考えごとしながらボウっとしてしまうことも理解できます。お会計もきちんと払って頂いたことなので被害届は出しません。」

「わかりました。調書は作成しないといけませんので、店長ももう少しお時間いいですか?」
警察官はそう言うと、調書を作成し始めた。

刑事ドラマで見ている、あのような威圧感のある雰囲気とは異なっていた。その男はうつむいたままでじっとしている。

調書とはいえ、警察官は一連のやり取りをまとめているのかA4サイズ1枚に文章を書くのに時間をかけて作成していた。どうやらうまく表現ができずに時間が掛かっているのがわかった。

「そしたら、読み上げますので内容に相違がないか確認をお願いします。」
警察官は作成した内容を読み上げ始めた。

「わたし(中村弘之)は〇月〇日9時30分ごろ、■■店を利用し、モーニングセットAを1つ注文しました。食べ終えた後、お会計をせずにお店を出ました。車に乗った後、■■店のアルバイトである田村が駐車場までお会計が済んでいないことを伝えるために出て来ましたが、そのまま車を出して・・・(以下、省略)。」

「この内容で間違いないですか?」

警察官は確認のためにその男と店長の西田の方の顔を見た。

その男はうつむいたまま黙っている。
「内容に間違いがありません」とも主張しない。

店長の西田は口を開いた。
「食べ終えた後のところですが、“考え事をしていたせいか、お会計をしたと思い込み”、お店を出ましたに言葉を追加してもらえますか。それと、そのまま車を出してのところですが、“田村の声に気づかずに”そのまま車を出して、という風にこちらも言葉を追加してもらえますか。このままだと食い逃げありきで入店したようになるのでお願いします。」

調書の中で微妙なニュアンスを変更することなどあるのだろうか。
店長の西田はそう思ったが、あまりにも納得のいくものでなかったので、修正をお願いすると同時に少しの「怖さ」も感じたのだった。
 
この男も内容にはきっと店長の西田と同じように思ったに違いない。それでも悪いことをした思いからか、強くは主張してこないことに同じ「怖さ」を感じたのだった。


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翌日(金曜日)


翌日、中村裕子という女性が店長の西田を訪れてきた。

「昨日は主人がご迷惑をおかけしました。」
そう言うと深々と頭をさげた。

西田はこの奥様と少しだけ話をすることにした。
中村弘之さんの記憶が少し曖昧なことや考え事をしてボウ~としてしまうことが少し気になっていたのだ。

西田は裕子さんへ質問してみた。

「弘之さんは昨日だけがあんな感じだったのですか?元気がないだけでなく、なんとなく悩みもあるようにも感じましたけど…。」

奥様の裕子さんは、弘之さんが職場でパワハラに合い、精神的にも少しおかしくなっていることや今の仕事の営業成績が良くないことの話をして、最後に一人娘の葵さんが近いうちに結婚式をあげることも話してくれた。

裕子さんの話では、きっと弘之さんにとって生きがいの1つでもあった娘さんが結婚して家を出ていく寂しさも重なり、色々と悩んだのではないかということだった。

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2週間後


店長の西田はランチタイムのピークをはけると早めに仕事を切り上げた。

帰りにスーパーで買い物をするために、いや弘之さんや裕子さんが元気そうに仕事をしているか気になったというのもあった。

買う必要もない、大根と納豆をカゴに入れると裕子さんのいるレジに並んだ。裕子さんはすぐに気づいて軽く会釈をしてくれた。

裕子さんの仕事が終わった後に、近くの喫茶店で少しだけ話をすることにした。

あれから弘之さんのメンタルの状態は悪化したということ、そして今はクリニックに入院しているということを聞かされた。

何より悲しいのは、娘さんの結婚式に出席できなかったことを聞かされたことだった。そして、結婚式で読まれるはずだった弘之さんの手紙をそっと差し出した。

西田はその手紙をゆっくりゆっくりと広げると、利き手とは反対で書いたように震えような文字が用紙いっぱいに書かれていた。内容は支離滅裂に書かれていて、とても読めないくらいひどいものだった。式の当日は内容を変更して代読されたということだった。

裕子さんは最後に店長の西田に質問した。
「どうしてあのとき食い逃げの被害届を出されなかったのですか?主人や私たちのことを思ってそうしてもらったのでしょうか?」

しばらく沈黙が続く。

「これは直感になりますけど…。悪意のある食い逃げとは思わなかったです。弘之さんのぽつりぽつりと漏らす言葉の1つ1つがそれを確信させました。」
店長の西田はそう答えた。


さらにこう続けました。

「ちょうどあの日から数日後にレジ周りを整理していたときにレジの隙間から千円札が出て来ました。これは分からないですが、ひょっとしたら弘之さんがお店を出る際に置いたのかもしれないです。もちろん弘之さんの記憶にもないかもしれませんが…。」

「慌てて過去に残っている防犯カメラの映像も確認しましたが、弘之さんがお店を出るまでにレジのところで一瞬立ち止まり、店員が来るのを待っている姿が映っていました。ただし、お金を置いているところまでは確認できませんでした。」

「弘之さんは払おうとする意志はあったのだと思います。」
そう言うと、テーブルの上に置いてあった伝票を持ち、椅子から立ち上がった。はっきりとした意思でレジへ向かい、会計を済ませた。

今の時代は悩みごとを抱えて誰もが無意識に何か起こしてしまうようなリスクはあるのかもしれません。そして、それは誰にでも起こりうることなのかもしれません。

終わり


ありがとうございます。気持ちだけを頂いておきます。