『すずめの戸締まり』ってね
戸締まり用心、火の用心。はじめてオートロックの物件に引っ越したときの感動と戸惑いを思い出しました。たしかに安全です。いきなりドアの前に押し売りや「お金をください」とおねだりする人が突然現れるなんてことはありません。人生においてももっとも刺激的な環境だった、再開発される前の立川市錦町2丁目に住んでいた日々よりはマシでした。ただ、えらそうだなあ、と。
そのオートロックについてですが、その来訪者記録映像でゲス不倫がバレた人、家族がいない日に○○ヘルを呼んだことが発覚した人などもおり、修羅場・土壇場・正念場・頑張りどころ(SDGsと略します)を経験したそうで。そもそもするな、呼ぶなという話ですが、とはいえ、果たしてオートロック、防犯カメラが存在することがいいことなのか。ところでみんな、チェックしているのかと不安になりました。
ちなみに、元同僚で、前のマンションに遊びにくるたびに「陽平さんの来訪者チェーック」とみんなの前で来訪者記録を再生する人がいました。「夢・クリエイション」ではなく、デストラクションですね。どの会社かバレましたね。
と、ネタバレしないように、作品とまったく関係ないことを書き込んだりもします。
はい、『すずめの戸締まり』を家族で観てきましたよ。娘が「みたいー」というので、あまり調べず家族で出かけたのですが、いやあ、ちゃんと調べるべきでしたね。新海誠作品、震災を描いているらしいという情報以外知らずに映画館に行ったところ、怖くて震える娘。そして、震災の描き方、そもそもの作品の完成度に疑問を持ってしまった派です(空気読まずにいきますね)。事前ドキュメンタリーで、描かないわけにいかなかったと監督は言っていましたが、やや不十分なような、不誠実なような。そして、彼の作品って、スピリチュアルだなあ、と。一方、こういう役割をしている人が世の中にきっといるんだなあと妄想したり。そして、宮崎弁で、大学時代の同級生、テニス部の同級生を思い出しました。元気かな。
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