20代最後、私は熊野古道へ行きました。
読みに来てくださりありがとうございます。
大﨑です。
実は2月末日を持って、所属していた日本ユニストと担当ブランドの「SEN.RETREAT」を離れることとなりました。今後に関してはまた別途noteを書きたいと思います。
今回は20代最後に熊野古道に行って何をしたのか、何を感じたのかの感想戦をしたいと思います。
何故地方を選んだのか?入社前の熊野古道に関して
地方マーケターとスタートアップは類似している
私はアートアクアリウム美術館でマーケターをしていました。エンタメが好きで、マーケティングが好きな私には最高の職場でした。優秀な同僚に囲まれて凄まじいスピードで成長したと思います。
ただし私には「20代で必ず起業する」というマイルストーンがありました。死ぬ気で達成するために同期に負けないように働いてきましたが、まだ起業しても「失敗する」と思っていました。
その理由は明白で、いわゆる"都会的マーケティング"しかしてこなかったからです。
自分はダサいなと思ってしまった
私は地方が大好きです。長崎県を故郷に持ち、東京で過ごしながらも地方に憧れを持っていました。
そして私は天性の天邪鬼でもありました。
なんて思ってたのに、気づいたら私は慶応義塾大学を出て、外資コンサルに入り、テーマパークマーケターとして広告代理店と働き続ける日々でした。
実際に大阪のマーケターの交流会で
「大﨑さんってわざわざエリートの道を捨てて地方に来た理由何でですか?」と言われたのを覚えています。
自分って本当にださないなと正直思いました。
「これは挑戦してる人生と言えるのか?」
「英語も話せない中シンガポールで働きに行ったあの挑戦マインドはどこへ行ったんだ」と自問自答する日々を送っていました。
父親に「お前をエリートに育てた覚えはない」と言われたのも覚えています。私は自分の思考を一言でいうと「革命家」だと思っています。特に理不尽に抗い勝ちたいという欲が何故か強かったです。
もしかしたら男三兄弟の次男(真ん中)として、エリート思考の兄や母への反抗心がこの気質を育てたのかもしれません。
好き×理不尽=地方の方程式が成立
私はやはり理不尽な現場を救うことが好きな性分だと気づき、起業家としても良い気質だなと思っています。その中で「私の好き=地方」と同時に、報われないシーンも多々ある=地方>都会だと思っていました。
特に地方>都会だと思うシーンは「人・金」です。
モノは世界一最高の資源がある日本の地方ですが、人・金が不足してると思っていました。
ポイント
熊野古道のオファーを受けて
アートアクアリウム美術館が移転に伴い、半年間の休業を迎えるタイミングで私は熊野古道に行こうと決めました。理由は下記の5つです。
世界遺産を舞台にマーケティングができる
地域に入り込んで仕事ができる
責任ある立場で仕事ができる
「挑戦」する立場を取れる
アナザースカイを見つけられる
戦略~戦術までTo C 向けの集客は一通りできる自信があったので、地域に私が入ることで、マーケティングの力で地域価値を上げられるのではないかと考えました。コロナ禍で集客をテーマパークでした経験は、宿でも絶対に活きると確信していました。
入社を決めるまでに下記の行動をしました。
熊野古道が持つ神聖な雰囲気とその中に立つ宿 「SEN.RETREAT TAKAHARA」には一瞬で虜になりました。また熊野古道をヒアリングする中である傾向がありました。
関西人に聞いて、熊野古道の日本人に対する認知がどの程度かだいたいのイメージ感を理解しました。聞いたことがあるが「どこにある」「どんなことができる」「どんな場面で行くべき」か車で2~3時間以内の商圏の人に全く伝わっていないという仮説がわきました。
課題がわかればどうするか、自ずと答えが見えてきます。ここに勝ち筋を覚えて入社を決めました。入社後実際調査しました↓
また調査をする中で熊野古道の地域としてのインバウンド施策は日本トップレベルだと知り、憧れを抱きました。逆にコロナによってバランスが崩れましたが、インバウンド回復までの2~3年を乗り切ればまた人気になる確証がありました。
だからこそ、日本人向けにマーケティングができる私の出番であり、2~3年コミットして外国人が戻ってきたときに出番が終わるのではとも思いながら新天地へ行ったのを今でも覚えています。
マーケターとして熊野古道で何をした?
マーケターとして行ったことは3段階です。(どこに行ってもこの3つです)
目的を設計する
戦略を策定する
戦術を実行する
ここからの記載は全て、外部記事、オウンドメディア、リリース等で掲出された公開済みの内容をもとにお話させていただきます。予めご了承ください。ただ地方マーケターは見ないと損する内容となっています。
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