「0から1」の発想術 大前 研一 (著)
昨日から大前研一さんのこの本を読み始めた。2016年に出版されたものなので、データは今日になっては少し古くなってしまっているが、発想力の面で大いに学びになる一冊である。今、半分まで読み終えた。
現時点で特に気になった箇所だけをまとめてみた。
ユニクロが急成長したわけについて。
従来のバリューチェーンをスキップしたから。自社でデザインしたものを中国の工場で製造し、自分たちの店で販売している。
通常の流通ラインは、メーカー→商社→代理店→卸問屋→小売店→消費者の手元に届く。
ユニクロの場合、商社、代理店、卸問屋が流通ラインに存在しなく、自社の小売店で販売するため利益を大きく出せる。(ユニクロ以外のアパレル企業は、中国の工場に発注するのに商社や代理店を通すのが主流)スウェーデンのIKEA、日本のニトリ、アメリカのGAP等も同じような手法をとっている。
この手法は一般的にアービトラージと呼ばれるが、発想のポイントは業界の常識を疑うということ。固定観念にとらわれないで動くことが大切ということを改めて学んだ。自分の行動の中にも固定観念にとらわれているものがないだろうか?とにかく常識を破ることで、進化を遂げていこう。
というわけでこの本もちょっとずつ読み続けていくぞ。なんか、突破口が出てきたら面白い。どうぞ僕の作文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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