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仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書) 山本ケイイチ著

本書を初めて読んだのは、10年くらい前だと思う。

当時は、フィットネスクラブに行くという文化が日本でも定着し始めたころだったと思う。ニューヨークでは仕事に行く前の朝に30分くらい時間を使って、決まった種目だけをそれぞれの日にやるためにジムに行ったり、時間をとれるときは2時間くらい週末はトレーニングするようなことは日課だった。だからマンハッタンのブックオフで当時目にしたこの本を買った。

まずは、筋トレとは、一流ビジネスマンの必須アイテムの一つだと著者は言っている。確かになるほどと思う。確かにスポーツ選手だけでなく、タレント、映画俳優、モデル、エグゼクティブレベルのビジネスマンたちは必ずジムでトレーニングをするし、トライアスロンやフルマラソンも経営者たちがよくサークルを作って挑戦しているのは聞く。体を鍛えるということが、ビジネスと精通するところがあると本に書かれている。

まず、現状の自分の体を見直し、改善していくために、計画的に戦略を練っていかなければ、筋力はつかない。まさに「ローマは1日にしてならず」だ。自分をごまかして、その場しのぎ的なやり方は絶対通用しないし、長続きしない。

また、本書には、パーソナルトレーナーを選ぶ際の判断基準や、自分に合ったジムを選ぶ際の判断基準などが分かりやすく明確に書かれているからすごく参考になる。

何より、この本の凄いところは、ビジネスができる人と筋トレをする人は、なぜイコールになるかをロジカルに説明されているところ。ぜひともお勧めしたい本です。

自分を律する手段として、改めて丁寧にトレーニングをしていこうとまた思った。

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