AWSの学習を本気で始めてみた
こんにちは、エンジニアのようへいです。
今日は、AWSの学習に本格的に取り組んでみました、という話。
AWSを簡単に説明すると
AWSについて簡単に説明すると、Amazon Web Serviceの略称で、Amazonが提供するクラウドサービスです。
もともとはAmazonのサービス提供のために作られたものですが、現在では個人や企業にも従量課金制という形でサービスを提供しています。
このサービス、簡単に言うと、
会社内に構築したネットワークやサーバーなどのハード、システム(ソフト)全てを、クラウド(インターネット)で実現できますよ、というものです。
ネットワークとハードがクラウドにお引越しできるイメージです。
AWSを勉強しようと思った背景
自分はソフトウェア専門の人間なので、インフラは良く分かっていません。
一応、AWS認定Certified Cloud Practitionerの資格は持っていますが、もう1年も前のことです。
せっかくAWSの入門レベルの知識は持ってるし、プロフェッショナルレベルのソフトウェアの開発知見もあるので、クラウドとソフトウェア開発を掛け算できればもっとスキルアップするだろうなぁ、という青写真を描いていました。
そう思っていたとき、偶然とある案件で、salesforceやAWSに精通したベンダーさんと一緒にお仕事する機会がありました。
ソフトウェアの開発知見も当然持っていて、自分から見たそのベンダーさんは、自分のありたい姿そのものでした。
この時、自分の目指したい道がハッキリとわかったので会社に相談し、AWSの世界に踏み込むことになりました。
勉強方法
現場経験はありませんが、一応入門程度の知識は持っているので、AWSの個々のサービスを触ってより深く理解できるように、と思い、AWS SkillBuilderのサブスク(29$/月)を使ってみました。
このサブスク、多くのコースがあって色々と体験できるのですが、特に何がすごいかというと、ハンズオンのカリキュラムがあること。
説明を読みながら、AWSのサービスを実装してソリューションを構築することができます。
通常、AWSで何か構築しようとすると、使うサービスごとに従量課金されます。
ハンズオンのカリキュラムでは、カリキュラム毎に勉強環境が払い出され、サービスを実装しても従量課金されません。
つまり、サブスク料金以外にかかる費用はありません。
費用の心配せずに、AWSのサービスに触れられるのは大きなメリットと考えています。
その他、資格取得向けの教材もあり、これも並行して勉強しています。
この2つの切り口で勉強を進めて、短期間での習得を目指しています。
勉強してみてわかったこと
個々のサービスに触れるとキリがないので、ザクっと丸めて書いてみます。
ハードの調達時間が大幅に削減
システムを載せるハードを注文すると、納品まで時間が掛かります。
AWSでは、ハードがクラウドにあるので、必要スペックをポチポチ入力するだけで数分で調達できます。
しかも必要台数を一気に確保できるのはすごい楽。
AWSのサービスが豊富
約240くらいのサービスがあります。
ネットワークに当たるVPCやサブネット、ハードにあたるEC2はもちろん、動画のストリーミングやファイルサーバといったサービスもたくさんあります。
これまで目的ごとに環境を準備していましたが、AWSでサービスとしてすでに実現されています。
準備の手間が省ける = 導入までの時間短縮 となり、スピード感を持った導入が期待できそうです。
柔軟性
必要な時に必要な分だけスペックを増強できます。
アクセスが集中したり、データ量が増えてスペックが足りなくなれば、自動で増強されます。
この仕組みは物理サーバでは無理で、クラウドならではですね。
システムが不意に止まるときっていうのはバグを除けば大体環境の問題なので、これが回避できる仕組みは大きな強みです。
初期投資が削減
ハード導入に関しての初期投資が削減できます。
自社内にハードを導入する場合、多くの場合はハードを"購入"します。
ところが、ハードはクラウドにあるので、使った分だけお支払い、のスタイルに変わるので、購入しません。
つまり、購入費用が掛からなくなります。
が、月々のランニングコストは若干上がります。
信頼性が高い
AWSは世界中にデータセンターを分散して保有しています。
データやシステムを同期しながら分散しておけば、1系統が使えなくなっても、残った系統で業務が続けられます。
可用性が高いですね。
高いセキュリティ
ユーザーにクラウドを提案すると、必ずと言ってよい程アレルギー反応が見られます。
「自社の機密データをインターネットに置くなんて」
所謂クラウドアレルギー。
AWSはセキュリティの公的認定を受けているので、セキュリティの高さは実証されています。
セキュリティが担保できることがクラウド利用の大前提なので、公的認定は大きな安心材料です。
さいごに
インフラとソフトウェアの2つの領域でのプロフェッショナルを目指しています。
インフラといっても、今のご時世クラウドが主流になりつつあるので、トップシェアのAWSに手を出しました。
AWSのサービスの考え方はソフトウェア開発にも通ずる部分があり、ソフトウェア開発においても大きな刺激を受けています。
これだけでもAWSに関わって良かったと思うところですが、自分のありたい姿がしっかりと定義できたので、この先数年かけてでも初心貫徹したいと思います!
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