23 轍学(後編)
前回(昨日)の投稿の続き。
目次には24のルールが書かれているのだが、この一つ一つに目を通していくと、それぞれのタイトルからイメージが湧いてくる。
湧いてくるというより、その瞬間が蘇るという方が適しているのかもしれない。
要するに、このルールは僕もすぐ傍で見てきたルールであり、それが言語化されているのである。
目次を読んだだけでその姿や行動がありありと蘇ってきたことからも、この24のルールには一つも偽りはないことがわかる。
そのルールの意図や背景は作品内で知ることができるので、朝山さんのことをまだよく知らないという人でも、その魅力を知ることができる内容になっていた。
その気になれば、この24のルール全ての感想を語ることができてしまうが、そうなると時間と体力が足らなくなりそうなので、この中から二つだけピックアップしてそれについて書こうと思う。
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YOHAKU -余白-
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プロバスケットボール選手 寺嶋良が綴る日々のコラム。 忙しい日常の中に、ちょっとした余白をお届けします。 月2回以上、不定期配信。バスケ…
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