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レッスンに活かす〜アヒムサ〜

シンプルイズザベストをモットーにヨガインストラクターを育ててきたヨガトレーナー、UMIです。
『わかる・動ける』をテーマにレッスンスキルアップ方法をご紹介します。
インストラクターになりたての方やレッスンをしていてもリピーターが増えない方!

必見です!



聴き流したい方はこちらから↓
stand.fm
実際にインストラクションしているので、
分かりやすいですよ。


今回のテーマは『レッスンに活かす〜アヒムサ〜』

・オープニングとレッスン中にアヒムサを実践
・クロージングで日常のアヒムサを伝える


アヒムサとは

簡単にアヒムサについての説明です。
"自分、周りの人、小さな生き物から大きなものまで傷つけるようなことをしないこと"です。
体に対する暴力だけでなく、
自分の怒りに誰かを巻き込まない、
悪口で相手の時間を奪わない、
冷たい視線や態度で傷つけない、
など言葉や行動に関しても傷つけないという意味になります。
詳しく知りたい方は自分でもスートラを読んだり、調べてみるといいでしょう。


マットの上のアヒムサを伝える

レッスンはオンザマットなので、マットの中でできることを伝えます。
レッスン中に急に伝えると、何を言ってるんだ?となるかもしれないので
オープニングでテーマとして話すのがおすすめです。
ある程度ヨガをしてる方なら、哲学のお話としてアヒムサとは何か、ヤマとは何かを説明しても良いと思います。
ただ長くなりすぎないように注意。
インストラクターの哲学の講座を聞きにきてるわけではなく、体を動かしたくてアーサナのクラスに来てますからね。
特に初心者の方が多い時は、分かりやすい言葉で何をするのかを伝えましょう。
(ベテランさんももちろんそうですが)

例えば、
『今日のレッスンでは、「自分の体を優しく扱う」ということをテーマにしてみましょう。
痛みを感じる時はポーズを緩めて、私が伝える軽減のポーズを選んでみてください。
私のポーズを目指すのではなく、自分にとってどこまでが気持ち良いのかを感じ取ってみましょう。そして、気持ちの良いところで呼吸をしましょうね。』
という形で、何をするのかを伝えます。

そして、レッスン中にリアルタイムで生徒さんが頑張りすぎでしまうところで声かけをしたり、軽減を伝えます。
「自分が気持ちいいと感じるところで呼吸をして」
「痛みを感じる時はひとつ前のポーズに戻ります」
「自分に優しくすることを大事にして」
などなど。
毎回いれる必要はないですが、
度々声をかけることで意識づけができます。


マットの外でするアヒムサを伝える

これはクロージングでお伝えするのがおすすめです。
ある程度実践した後なので、みなさんやり方も分かってきますし、
自分がどんな時にアヒムサを守れていないのかが傾向として分かります。

例えば、
「今日は自分の体を優しく扱うということがテーマでした。
強度の高いポーズだと頑張りすぎていることに気付いたり、
隣の人がやっているから、と自分に合っていないところまでポーズを深めていた、という方もいるかもしれません。
気づいたときに少し手前に戻る、自分に合ったものは何かを見極める、
そうやって自分を理解し、大切に扱うことで自分を責めることが減り、心晴れやかに過ごすことができますよ。
日々の生活の中でもやりすぎてる!と気づいたタイミングで実践してみてくださいね。」

というように、日常でもできる、ということを伝えます。
もう少し例など入れてもいいですが、
ここも長くなりすぎないように注意してください。

今回のアヒムサは対象を自分にして、テーマを設けていますが、
また違う形でも伝えられます。
自分が学び、アヒムサとしてできることをお伝えしてみてください。


まとめ

レッスンの中で、
マットの上のアヒムサの方法を伝える
マットの外でのアヒムサを紹介する



投稿が遅れてすみません💦
聞き流しで同じ内容の音声もUPしてます!

そちらもぜひ♪stand.fm



次回は「レッスンに活かす〜サティヤ〜」です!

お楽しみに〜


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