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壁を使って開脚の正しいやり方を身に着けよう

Q. 正しい開脚とは?
A. 骨盤を立てて、背骨を伸ばしたまま行う開脚

これが難しい!

つい、前へ前へと行きたくなり、骨盤を倒して背中を丸めてしまう。

そこで床・壁・重力。これらを活用する事で簡単に正しい開脚のフォームになります。

本記事では壁を使った開脚のやり方を紹介。美しい開脚フォームで柔軟性を高めていきましょう。


床と壁を使った開脚

・壁のそばで床に仰向けになる
・脚を上げて、壁にかかととお尻をつける
おへそを地面に近づけ、骨盤を立てる(腰を反らさない)
・太もも裏側が痛い場合は膝を曲げる。

壁開脚

・足を左右に開く
・足が自然に止まるところで深い呼吸を続ける
脚が脚の重さで左右にじわ~っと開いていくのを味わう
 30秒以上キープ

・ゆっくり足を閉じて、上体を壁から離していく
・膝を曲げて体を左右どちらかに倒す
・頭が最後になるようにゆっくり上体を起こす

【ポイント】
・足を広げる幅は痛くない範囲、気持ちいい範囲で行う。
  体が気持ちいいと思える事は脳がもっと欲しがります。


開脚とは股関節の複合動作

開脚は股関節の
 ・外転:脚を外に開く動き
 ・外旋:脚を外に回す動き
 ・屈曲:太ももと体を近づける動き
の複合動作。

ポイントになるのは”内転筋”と”ハムストリングス”です。


内転筋は太もも内側、脚の付け根からついている大きな筋肉。
開脚では外転、外旋二つに影響してきます。
(固いと脚が開かず、回せない)

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ハムストリングスは太もも裏側の筋肉群。
開脚では屈曲に影響してきます。
(かたいと太もも裏が突っ張り、骨盤が倒れる)

今回は開脚3つの動きのうち、2つに関係している
内転筋を柔らかくする方法について紹介します。

内転筋の固さを取るお手軽筋膜リリース

・ヨガブロック、または大きめのペットボトルを用意
・床に座って開脚し、右太ももをヨガブロックの上に乗せる
・右太ももを少し内側に回して、内側(内転筋)をブロックに乗せる

・体の力を抜いて、脚の重さをブロックに預ける
・そのまま30秒以上キープ

・ゆっくりブロックを外して、左側も行う。


特殊なマッサージでなくとも、じわ~っと時間をかけてあげれば大丈夫。テレビや動画を見ながら


ではダメです!


体は意識を向けてあげればあげるほど、応えてくれます。同じストレッチでも、集中してやるのと、ながらでやるのは雲泥の差。外の音ではなく、身体の声を聴きながら行いましょう。

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