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ヨガが上手くなる足指体操
木のポーズで片足立ちになった時、両足を大きく開く立位の時、足首や膝がグラグラしてしまう事はないでしょうか?
ポーズを深めるためには、体幹だけでなく足指が使える事も重要です。
この記事では足指を使いこなせる様になって、ヨガポーズが安定する足指体操を紹介します。
足指を知る
身体は意識する事で感覚が鋭くなり、使いこなせる様になっていきます。まずは足指の構造を見ていきましょう。
足指は見えている2cmくらいの長さだけではありません。足指の骨は足の半まで伸びていて10cm以上あります。
![足の骨](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48114702/picture_pc_d4112279383b35bac35cf8acf6562722.jpg)
人は認識していないものを使いこなせません。足指体操の前に自分の足を触って骨を感じ、認識してみましょう。
特に触ってほしいのは
・かかと:足の始まりの部分であり、足の土台
・小指の付け根:足の土台
・親指の付け根:足の土台
この三点の意識が高まると、足裏のアーチ構造(土踏まずが床から離れる)ができて安定感が増していきます。
また指の骨を一本ずつ確かめるのも足指を使いこなすのに役立ちます。足の甲、足指の骨の間を指でゴリゴリしてみましょう。
ひとしきり触って足が温まってきたら足指体操へ。
足指体操
1. 指回し
・足指を一本ずつ摘まんでくるくると回す
(時計周り&反時計回り)
・足の指全体が回転しているとイメージする
2. 足指ジャンケン
・グー:足指をギューと握りしめる
・パー:足指を限界までパーっと開く
・チョキ1:親指を前へ伸ばし、
残りの指を身体の方へ引く
・チョキ2:親指を身体の方へ引いて、
残りの指を前へ伸ばす
3. 忍者式足指回し
・左手で右足の親指と人差し指を掴む
・右手親指を湧泉のツボ※に添える
・左手で足指と足首をグルグル回しながら、
右親指で湧泉を押す
※:湧泉の位置
足指を曲げると足裏を縦に走る凹みができる。
その凹みの途切れる辺り、
足裏の上から1/3位の位置が湧泉。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48116390/picture_pc_13223f855189b21c7c1430c2c12e1424.png)
達人のお言葉
最後に足指の重要性をさらに紹介。
現代の忍者、初見良昭(FBIや各国の軍隊からも指導を求められる達人)曰く
「芸を志す者にとって歩き方は動作の基本である。(中略)技には限りがないが、大切なのは歩く心である。」
歩く事。一見簡単なようで、脳は無数の情報を瞬時に判断しています。
試しに足を意識しながらゆ~っくり歩いてみましょう。十秒で一歩くらいの速さで。
地面と触れる位置が徐々に変わり、重心が移動し・・・さらには全身が連動して・・・
様々な事を感じられると思います。
そして歩くためには足指、足裏が十分に使いこなせる必要がある事も。
身体操作において極めて重要な歩く動作。ヨガの上達にも当然関係してきます。足指体操で歩く動作の精度も高めていきましょう!
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