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続・ご自愛道 その3:ツナ缶の戒め


昨夜、洗い物をしていて、
うっかりスッパリ右手の薬指を切りました
(缶詰のフチ、恐るべし…!!!)。

一晩経って、もう出血はないものの、
指先が何かに触れたり、
何かを握った拍子に力が入ると、
ズキンと痛む急性期。

炎症が治って、
傷口が塞がるまでしばらくは仕方ないけれど、
利き手の指一本が絆創膏に巻かれているだけで、
普段と色々勝手が違うもの。

「手仕事」という言葉もあるように、
手は無意識にもたくさん使っている便利な道具。
両手でする作業は、痛めた指を庇いつつ。
いつもは当たり前のように右手でしていることは、
できる範囲で左にしてみたり。

一つの動きも、
カラダのある部位から部位への連結で成り立っていることを痛感して
好奇心を駆り立てられたり、
何より一つひとつの動作が自ずとゆっくり丁寧になって
マインドフルネス感が増したりと、思いがけない怪我の巧妙も諸々。

痛みは癒しの一部。
以前に教わっていたヨガの先生がそう仰っていたけれど、
あるボディーワーカーさん曰く、
たとえ自分ではそう思えなくても、
こころもカラダも何かしらの傷を負った瞬間から、
再生と回復のプロセスに入るのだそうです。

頭で色々考えずとも、
自ずと起こる偉大な生命(いのち)のメカニズム。

痛みがあってもなくても、
それを受け入れていても、
まだ向き合えなくても、
誰もが皆その「いのち」そのものであるという揺るぎない事実。

大切な自分の正体を忘れてしまわないように、
こうしたことが起こるのかもしれません。

いのちは常に、乱れたバランスを戻して調和を保つために、
良くなろう、良くなろうとしているもの。

あなたも、わたしも。

Quite often, time is the best medicine ♥︎




Happy today & every day!

Love,
Tomoko ♥️

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