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玖躬琉の部屋

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長い独り言や自身の経験を織り交ぜた随筆やエッセイらしきものもこちらで。
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2020年1月の記事一覧

読み手になれるきっかけを私にください

私がフォローさせて頂いているnoterさん達の急上昇ワード… 「読み手が足らない」 在宅でサイト更新などの日常業務を終えて、自身の投稿は頻繁ではないものの、携帯なりPCなりから皆様のnoteを拝読(拝聴)している私。自称noteの住人です。Twitterではサイトの広報役をしていますが、見ている時間は圧倒的にnoteの方が長いです。 フォローしてなくとも、スキだ思うものは素直にスキを押します。 フォローしていても、タイミングを逃してしまっている時もあります。時間が限られ

日記

会社から正式な退職を告げられたのが8月末だったが、今さらながら健康保険の手続きと、退職手続きに奔走している。 ここでは書かないが会社と退職金を巡り未だに揉めていたりで、離職票などの書類が遅れていたのもあった。 ハローワークの先輩でもある子供に手続きの流れを教わって、バスに揺られて向かう。 必要な書類を提出し、退職手当の受給資格について説明を受けた。 職員である青年はハキハキとまくし立てるように話す。 「会社では『自己都合』となっていますがあなたの場合は『やむを得ない理

呑んで、読んで、読まれて、呑んで【イベントレポ:「note+Twitter」Meetup@大阪・アウトプットLAB」】

noteイベント企画に参加してきました! きっかけは、「パワフル仲」さんと「エチュード嶋津」さんのお二人から! 登壇者も「え?この人実在するの?」くらい雲の上だと思っていた方々や、初めての方も含めて面白そうな方がズラリ・・・行くしかありません。 高速バスで3時間。15:00に梅田到着。イベントまで時間があったので、散歩しながら腹ごしらえをして、会場のある難波へ向かいました。 寒そうだけど、可愛いかったので1枚。 先回12月に大阪へ訪れた時は、尼崎でアーケードを堪

形見分け

「あ、これ良かったら持って帰って。」 昨年末、お店で母から手渡された紙袋。 「ん?何よ。」 そう言いながら中身を覗くと、色とりどりのスカートがまとめられていました。 「わあ!これ・・・一緒に仕立てに行ったやつ・・・。」 「あんたよく覚えてるわねえ。忘れてると思った。」 「いやいやあそこ、私ブラジャーでお世話になったとこだから。」 「あ!私が忘れてるわ。そんなこともあったねえ。」 私が小学校高学年の時、母は大家さんから老朽化で物件の取り壊しを告げられて、20年程続けていた居

階段

「最後の親孝行だと思って着なさい!」 成人式の1ヶ月前、式に参加するつもりもなかった私は、着物姿を撮影しようと持ちかけた母に「めんどくさい」と断りを入れた時に言われたこと。 一週間ほど揉めて、最終的には「最後の親孝行」の言葉に負け、用意された振袖に袖を通した。写真撮影の前日はバイト先でもある実家のスナックで常連さんと夜を明かし、二日酔いのまま姉が経営している美容院で着付けをして、最高にむくんだ顔にメイクを施し、写真館に向かった。 今もその写真はA4の立派な冊子で残って

距離感

2020年。 子供は二人とも自活。独身。彼氏も彼女もいない(自己申告) 今年は娘の家へ。家族のグループLINEは一年で一番賑やかになる。 「なんかいる?」 「卵焼き!!」 「俺も!」 「酒は?」 「俺なんも持っていかないよー」 「んじゃオカンがなんか持っていくわ」 「お母さん、イオンでいいよ!イオンで!でも卵焼きは食べたい…」 「理迦んとこの駅の何番出口よ?」 「蒼くん(年子のせいなのか、兄を名前で呼ぶ)は、お母さんと一緒に4番出口に居て。迎えに行くー」 「母さん理迦ん