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歌うときの感覚の通路を探る

最近、以前より熱望していた、ボディセッションを受けられる運びとなりました。このボディセッションはサンバやアフロブラジリアンダンスをされている先生がこれまで体感・探究してきたボディワークを複合的に融合させたもので、先生のこれまでの人生経験を経て芽生えた感覚を使って、個人に合わせたメニューでその人の感覚のスイッチを入れていくというセッション(こう書いているとあらためて貴重なご縁です、いつもありがとうございます!)なのです。

ここで、1ヶ月ほど前、わたしの一番弱い部分、腹部の体幹にスイッチをいれていただきました。そうするとすこしずつ、お腹に力を入れる感覚がわかってきて、お腹に力を入れられることで、歌うとき(カポエイラで歌も歌います)にも踏ん張れる感覚が芽生えてきました。そこから垣間見た感覚の発見を書いてみます。


その体験の余韻を身体に残しながら日々生活していたところ、たまたまYouTubeの動画で、太陽瞑想の誘導瞑想に出会って、軽い気持ちでやってみたところ、発見に繋がりました。その瞑想が呼吸で丹田を意識しながら、つまりセッションで体験した体幹にスイッチを入れるための呼吸方法に似ているものだったのですが、それと同時に太陽の光を頭の中心(松果体)で感じながら行うという瞑想方法。

それ(丹田と松果体を意識ながらの呼吸)を何度か繰り返し行なっていると、ある感覚の通路があることがぼんやり感じられてきました。まだルートはぼんやりしているのですが、丹田と頭の中心(松果体)を繋ぐ感覚です。

はっときづいて、これは歌を歌うときに使えるのではないかと思いついてやってみました。そうすると、なんていうか、今までになく歌いやすい!声は喉から出しているというより丹田から出しているイメージで、呼吸に乗っているかんじ!そう、こうやって書くことでまた芋づる式に出てくるかんじですが、声を出しているというより声が呼吸に乗っているんです。

よく頭のてっぺんから声を出すイメージで、とか言いますので(言いますか?わたしはこどものときに学校で言われた気もするし、何年か少年少女合唱団にいたので、そこで言われたような気もします)あながち間違ってないのかも。余談ですが、合唱団では学校でやったことの無い練習の仕方をしていて、印象的でふと思い出したのは、ベロを思いっきり出してする発声練習。これをやってみると、丹田や松果体を意識せずとも、さきほどのルートが強調される気がします。


声がでない、なにか詰まったかんじがする、力んでしまう、ということがかねてよりの悩みでしたが、このイメージであれば、丹田から松果体のルートに乗せて声を上へスムーズに運ぶとともに、肩や背中に必要以上に力をいれて振り絞ることなく声が出せているように思います。まだ発見して間がないので、これからも試しながら観察しながら、感覚の変化や進化があればまた書いてみたいと思います。


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