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感情の名前を教える

思春期になる前だったか、泣くのを止められない時があった。
身体中から湧き上がってくる感情を表現できないのは、すごく苦しい。


だから、娘が2才頃に聞いた大河原美似さんのお話には驚いた。

今、お子さんたちは、犬、机、おへそどんどん周りの言葉を覚えていっていると思います。
自分の周りにある世界の名前を覚えてる今、

さみしい、残念だ、怒ってる、悲しい、という
マイナスと言われている感情の名前を教えてあげてください。

例えば、公園から帰りたくないと泣いたら、その気持ちは 『残念』って
言うんだよ。
夕ご飯の準備が間に合わないとか
帰る理由を説明する必要はない。
その子が今感じている感情の『残念』という言葉を教える。

お友だちに泥だんごをふまれて泣いたら『くやしい』ね。
楽しく遊んでいたのにおもちゃを取られて『怒ってる』んだよね。

その感情が湧くたびに感情の名前を教える事で、だんだんと、自分の感情にぴったりの言葉を、使えるようになっていく。

当時の私は、身体中から湧き上がっている感情の名前を知らなかったんだなぁ、と講演を聞いて思っていた。

名前は知らなくても感じている。
だから、子供が感じている感情の名前を一つ一つ教えていく。

外から帰ってきた子供には、「今日楽しいことあった?」
だけじゃなくて、
「なんか嫌な事なかった?」と聞いてあげるといいそうで、

身近な人に話しなれていれば、
何か嫌な事があった時、
他の人に話すのが上手になるし、
話せれば、わかってくれる人は見つかる。

感情の名前を教える事は、
わかってくれる人がいる世界を
作る土台の一つになる。

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