マガジンのカバー画像

シミジミdrinking ポツポツdrinking

57
昭和歌謡が流れて、ひとりポツンとくつろげる大衆酒場を探しに、お遍路を続けています。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

居酒屋メニューいまむかし

居酒屋メニューいまむかし

「 酒呑み暦」もそろそろ40年を迎え、いい酒も悪い酒もありましたが、大きな病気もなく(まあ、人並みに生活習慣病に繋がる爆弾は抱えておりますが)今でも楽しくお酒タイムを過ごすことができるというのは、まったくもって感謝、なのであります。

 それでふと思ったのですが、居酒屋に行くようになった約40年前と最近で、オーダーする酒の「アテ」は変わったのかなあ、ということでした。

 まあ、これは人それぞれ好

もっとみる
東京の完成形って?

東京の完成形って?

 鳴り物入りで(?)盛り上がっているのではと、山手線の新駅、「高輪ゲートウェイ駅」に降り立ったのであります。

 というのは正確ではなく、いやあ私、迷子ウォーカーでございますからね、普通に電車で行くのもしゃらくさい、ということで、山手線の目黒駅で下車、それからてくてくてくと、庭園美術館を、八芳園を、明治学院大学などを流しながら、いざ新駅とご対面と相成ったのですが……。

 それが上の写真です。

もっとみる
浅草呑兵衛物語 「ほていちゃん」

浅草呑兵衛物語 「ほていちゃん」

 浅草は私のような「ど昭和の呑兵衛おぢさん」の琴線に触れる、いい感じの大衆酒場がわんさかわんさか。昼間から酔い潰れるステキな(笑)お兄様方が日常風景のように観賞できる、いわゆる「ホッピー通り」など、私にとっては「歓喜の花道」、あるいは「ウェディングロード」のようなものなのです(なんのこっちゃ)。

 しかし、それこそ星の数ほどある浅草の大衆酒場を、全て制覇することなど無理、ってものなのです。

 

もっとみる
フォーエバー筒美京平

フォーエバー筒美京平

「手を包んであげたかった」……筒美京平先生追悼番組での松本隆先生のメッセージ、いつまでも心に残り、この日はひとり、いろいろな思いに耽りながらシミジミdrinkingをしておりました。

 ロックバンドのメンバーから作詞家へと転身したばかり、まだ駆け出しの松本先生にとって、すでに大ヒットメーカーとして君臨していた筒美先生とタッグを組むことは、とてつもないチャンスであり、とてつもないプレッシャーだった

もっとみる